「ガチャ」タカラトミーアーツのフィギュア、
日本立体カメラ名鑑 №4 Canon ⅣSb+Serenar 28㎜ F3.5 Ⅰ+28㎜Finder です。
フィギュアの概要や組み立て前の準備に関しては「こちら」です。
カメラ本体の型式が「Canon ⅣSb」、レンズの型式が「Serenar 28㎜ F3.5 Ⅰ」そしてファインダーの型式が「28㎜Finder」の組合せになります。
ガチャの容器から取り出した部品です。
横長の説明書が1枚。
その下左はシール台紙です。部品は上の左がレンズの「Serenar 28㎜ F3.5 Ⅰ」です。
その右にあるのが「28㎜Finder」です。カメラ本体「Canon ⅣSb」とレンズキャップが2枚とカメラキャップが1枚の構成になっています。
説明書の表面です。カメラの簡単な説明と、シールを貼る位置、方向を図解しています。
シール台紙です。カメラ本体用が11枚。レンズ用が4枚あります。
最も小さなシールの大きさはカメラ用の③で直径約1.8㎜。
レンズに貼るシールですがⒷは何に見えますか?肉眼では横線にしか見えませんが拡大鏡で見ると「Japan」の文字が! 文字の高さは約0.5㎜しかありません。
指だけでシール台紙から取り出したり、貼り付けるのはとても無理。 両手が使える拡大メガネを付けてピンセットやカッターナイフの刃先なんかを使って貼付け作業をします。
カメラに取り付けるシールの中で⑩番を貼る位置が説明書に載っていません。
説明書のシールを貼る位置の拡大です。
調べた結果、⑩番は⑪番のシールを貼る位置の中央に貼ることが判りました。
組み立てには約1時間ほどかかりました。組み立てと言ってもそのほとんどはシールの貼付け作業です。組み立て完成写真です。
なんだか変にアンティーク感を醸し出しているように見えるのは私だけかな?
キャノンさんのホームページ「CANON CAMERA MUSEUM」の中に載っている写真と比較してみましょう。「Canon ⅣSb」と「Serenar 28㎜ F3.5 Ⅰ」へのリンクです。
ファインダー「28㎜Finder」に関しては見当たりませんでした。(´・ω・`)
ホームページにはそれぞれの概要、主な仕様が載っているんで見てください。比較しやすいように転載させていただきます。
「CANON CAMERA MUSEUM」での写真です。
フィギュアの寸法ですカメラの幅約48㎜、高さ約23㎜、(ファインダー含まず)、ファインダーを含めた高さ約33㎜、奥行き(レンズ含める)約16㎜。
では細かく見ていきましょう。このブログに載せるために拡大するとシールの貼り方がイマイチであることが判ります。拡大鏡を使って確認しながら作業したんですがジジイの限界です。
正面です。通常レンズ正面に表示されるレンズ仕様がないのが残念。
それでは各方向からの写真です。 先ずは上面から。
上面の左右斜めからのアップです。写真ではファインダーに隠れて見えませんがファインダーの下、カメラ本体にカメラのシリアルナンバーが書かれています。最初っから印刷です。
左右側面です。
右側面、ファインダーの横に長方形の傷があります。
推測するに、この傷のようなものはこの部品を射出成形という方法でプラスチックを金型に流し込んでいると思うのです。
その際に流し込む入り口ですね。「ゲート」って言います。
プラスチックで作っている場合はほぼ避けられないのは理解できます。
ただ、「ゲート」の大きさを小さくする。組み立てる際に見えない位置にくるようにする等の配慮が欲しかったですね。
よく見ると他の部品にもこのような「ゲート」が見えます。チョット残念
後面です。本体のファインダーも本体の上に載っている28㎜ファインダーも出入り口とも透明なプラスチックになっています。つまり、向こう側が見えるんです。って言ってもボンヤリ明かりが見える程度ですけどね。
レンズを上から見てみましょう。
上でシールの一番細い文字は「Japan」って書きましたが、そのシールはレンズの上に貼るようになっていました。不器用ジジイは斜めに貼っちゃいました。何度か修正したのですがこれで精いっぱいってのが辛いです。(;´Д`)
下面です。
右にシールが貼られています。矢印方法と「open」と「close」です。中央に矢印の丸いシールが貼られます。
本物には無い刻印があります。無い方が良いのですが、大人の都合って言うのでしょうかね。
今回の「№4 Canon ⅣSb+Serenar 28㎜ F3.5 Ⅰ+28㎜Finder」を組み立てた感想です。
前回までの「№1 Canon F-1 OLIVE DRAB+FD85㎜ F1.2 S.S.C. ASPHERICIL 」
「№2 Canon F-1 前期型+FD35-70㎜ F2.8-3.5 S.S.C.」
「№3 Canon FD300㎜ F2.8 S.S.C. FLUORITE」では気が付かなかったのですが、
今回はメーカーで組み立ててくる部分の品質が低いと思われました。
たかが300円の「おもちゃ」と言ってしまえばそれまで。でも、その「おもちゃ」を設計した担当部署、金型を製作した製造部署の誇りってものは組み立てていて強く感じられました。
でも、せっかくその工程まで良いものを作り出す努力が感じられたのに、その部品を組み立てるお客と密接につながる部署の品質に?????です。
そんなことを言うと「ジジイだってシールの貼り方がイマイチだろ!」って叱られそうです。
今回の最後は今後の「日本立体カメラ名鑑」に期待してチョット辛口&オセッカイでした。
さて、次は「日本立体カメラ名鑑 №5 Canon ⅣSb+Serenar 135㎜ F4 Ⅰ+135㎜Finde」です。
その他の日本立体カメラ名鑑レビューブログ等はこちらです。
「日本立体カメラ名鑑 Canon を購入しました。その精密さにきっと驚くことでしょう」
「日本立体カメラ名鑑 №1 Canon F-1 OLIVE DRAB+FD85㎜ F1.2 S.S.C. ASPHERICIL」
「日本立体カメラ名鑑 №2 Canon F-1 前期型+FD35-70㎜ F2.8-3.5 S.S.C.」
「日本立体カメラ名鑑 №3 Canon FD300㎜ F2.8 S.S.C. FLUORITE」
「日本立体カメラ名鑑 №5 Canon ⅣSb+Serenar 135㎜ F4 Ⅰ+135㎜Finde」
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