灯台を訪ねて-鴻ノ瀬鼻灯台 Konosehana

鴻ノ瀬鼻灯台(こうのせはな とうだい)

新潟県の離島、佐渡市にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 1339
位置(緯度経度) 37 55.2N,138 30.0E
灯質 等明暗白光 明3秒 暗3秒
灯高(平均水面から灯火中心:m) 23
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 12(追加表 第26号 2019年3月22日発行により変更)
構造 白塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 22
備考 明弧 177°~ 71°
訪問日 2019年5月20日

ちなみに灯質欄の「等明暗白光 明3秒 暗3秒」とは?

海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
「点灯時間と消灯時間が等しく点滅するもの」
この灯台の場合を図にしてみましょう。 光の色は白色です。

明3秒 暗3秒
←   1周期6秒    →

「明3秒 暗3秒 」計6秒を1周期として繰り返すこととなります。

灯台の位置です。

佐渡へは新潟市の新潟港と佐渡市の両津港を結ぶ航路と、新潟県上越市の直江津港と小木港を結ぶ航路があります。どちらも佐渡汽船を利用します。
佐渡へ行かれる方へ、特に車で渡航するためにフェリーを利用される方は事前に佐渡汽船さんのホームページの中の「割引情報」のページをチェックしてください。往復で1万円程度もお安く利用できるかもしれません。
佐渡へ行かれるなら「さどまる倶楽部」も事前にチェックしておくとお得ですよ。

佐渡島の海岸線に沿って走る佐渡一周線(県道45号線)を走っていると遠くからでも灯台を見つけることが出来ます。
灯台への道路標識もあって迷うことはありません。

2019年5月の月曜日、午後5時半頃に訪れたのですが誰一人見当たりません。
周辺は整備された公園になっています。
しっかりと管理がされていて水洗トイレも綺麗です。

先ずは灯台へ挨拶、初点プレートの確認です。

初点プレートを見ますと「鴻ノ瀬」の「ノ」の字がありませんね?
平成30年 2018年版の灯台表には「ノ」の字が書かれています。
「初点 昭和二十八年 十一月 二十六日」・・・私とほぼ同じ。
3週間ほど私の方がお兄さんですね。
初点の年月日だけで「改築」の文字がありませんから・・・やっぱり私と同い年。

案内板がありました。

なんだかチョット見にくいです。
数値なんか変更、見直しした際の案内板の修正をテープを貼っているようですが、そのテープが剥がれてしまっています。
灯台守さんがいればこんなことはないのかな・・・と言っても時代の流れですかね。
海上保安庁 第九管区さんのホームページに「鴻ノ瀬鼻灯台」の紹介文があります。

灯ろうの部分をズームアップしてみましょう。
表面はタイル貼りです。
「ハリハン(玻璃板(レンズの周辺を囲んでいるガラス窓))」の上の屋根部分は鉄板製のようですね。それ以外の表面はタイル貼りになっています。
「ハリハン」から上は綺麗なようですが、タイル貼りの部分は汚れているようです。
この高さでは掃除するったって大変ですよね。

リコーTHETAでの360°撮影です。

鴻ノ瀬鼻灯台 – Spherical Image – RICOH THETA

ありがとう!会えてよかった!
「これからも元気でしっかりガンバレヨッ!」って言ったら。
「おまえもな! 」って返してくれたような気がしました。

さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか?         「灯台リストへ」


スポンサーリンク

スポンサーリンク
デジイチの上サイドバートップ
デジイチの上サイドバートップ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする