飛島港南防波堤灯台(とびしまこう みなみ ぼうはていとうだい)
山形県酒田市の沖合に浮かぶ離島「飛島」にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1386 |
位置(緯度経度) | 39 11.1N,139 33.1E |
灯質 | 単閃緑光 毎3秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 15 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 7 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 8.5 |
備考 | - |
訪問日 | 2019年9月6日 |
ちなみに灯質欄の「単閃緑光 毎3秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は3秒間隔で1回ピカッと緑色に光ることを繰り返します。
灯台の位置です。
飛島へ行くには。
酒田市内にある「酒田市定期航路事業所」から船に乗っていきます。
ここでチョットグルメ情報。「酒田市定期航路事業所」のすぐ横にある「さかた海鮮市場」の2階にある「海鮮どんや とびしま」です。安くて、すっごく美味しいです。
営業時間は朝の部午前7時~午前9時、午後の部午前11時~午後7時。
飛島への日帰り旅にはベストでしょう。私は朝食と遅めの昼食をここで食べちゃいました。
ひとつだけ難は、曜日と時間によると思いますがメッチャ混んでいます。
でも、並んで待って食べても損はしないと思いますよ。
場所はここです。駐車場は目の前に普通車だったら300台ほど停められる場所があります。
平成31(令和元)年度ですが、「酒田~勝浦(飛島)航路」のパンフレットです。
尚、令和元年10月より消費税が変更になっています。
「定期船「とびしま」運賃改定一覧表」です。
ほぼ船は1日1航路(1往復)になっています。
飛島にある灯台は5基。
酒田発9時00分⇒飛島着10時15分。 飛島発14時15分⇒酒田着15時30分であれば飛島での滞在時間は4時間。
島内ではタクシー、バスはありません。移動手段は徒歩かレンタル自転車のみ。
自転車であれば5基の灯台全てを3時間程度で訪ねることが出来ます。
レンタル自転車と言っても観光用として、なんと無料でお借りすることが出来るのです。
フェリーターミナルから降りたら右へ20mほど行くと「西村食堂」の看板が見えます。
その下に借りることの出来る自転車が30台程度並んでいます。
自転車を借りるには自転車置き場(露天です)の隅に台があり、ノートが置いてあって、それに名前、自転車の番号、借りた時間等を記入すれば勝手に乗ってって良いシステムだそうです。(近くにいたおば様にお聞きしました)
※雨の日はどうするのでしょう? 取材不足でした。
灯台の立っている防波堤は陸続きです。
でも歩いて行くことは困難です。灯台の南西側にある大きな岩場からになるのですが、道がありません。切り立った岩場を通ることになります。
灯台を撮る場所は2カ所。飛島へ渡る船上から、そして島に上がってから「飛島港中防波堤灯台」の立っている防波堤先端からとなります。
灯台までの距離は船上からであれば50m程度。「飛島港中防波堤灯台」の立っている防波堤先端からは300m弱となります。
船上からです。焦点距離35㎜判換算約80㎜。
向こう側に見えるのは「鳥海山(ちょうかいさん)です。
防波堤先端からの写真です。焦点距離35㎜判換算約600㎜。
コンクリート製で表面はタイル貼りになっています。
上部がメガフォンのように広くなっています。
一番天井部分は張り出していて太陽光発電パネルが載っています。
灯塔外部表面に点検修理用の梯子が見えませんから内部に梯子があるようです。
上部をズームアップしてみます。
灯器は3段のLEDのようですね。
灯台さん ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
このまま飛島にある他の灯台を訪ねてみましょう。 「灯台リストへ」
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