灯台を訪ねて- 茂辺地港東防波堤灯台 Moheji Ko

茂辺地港東防波堤灯台(もへじこう ひがし ぼうはていとうだい)

北海道北斗市(ほっかいどう ほくとし)にある灯台です。北斗市は函館の西隣り。

航路標識番号(国際番号) 0013
位置(緯度経度) 41 45.6N,140 36.4E 
灯質 連成不動単閃緑光 毎3秒に1閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 11
光達距離(M:海里(1M=1852m)) F: 2      F1: 5
構造 白塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 9.1
備考
訪問日 2019年 9月11日
マップコード 774 028 756*78

ちなみに灯質欄の「連成不動単閃緑光 毎3秒に1閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「不動光(一定の光度を維持し、暗間のないもの)中に、単閃光(1周期内に一つの明間を持つ閃光)を合わせて点灯するもの」を繰り返すことになります。
光達距離のF:の値が不動光。F1:の値が閃光を示しています。

灯台の位置です。
灯台の立っている防波堤は陸からチョット離れた沖防波堤です。
灯台に近い陸地からの望遠撮影とします。
車を停めたのは灯台のすぐ西側の岸壁。茂辺地浄化センター近くです。

茂辺地浄化センターのフェンスに取り付けられていたマンホールデザインです。
2006年に大野町と合併し北斗市となっていますが、それ以前は上磯町でした。
魚の図案は鮭ですよね。右側は初代の葛登支岬灯台のようです。

茂辺地港東防波堤灯台が見えました。
灯台近くの防波堤の上からの撮影です。灯台までの距離約50m。
この日は朝から小雨の天気。空と灯台のコントラストがイマイチ。
焦点距離35㎜判換算約75㎜。

灯台の全景です。
標準型防波堤灯台 鉄筋コンクリート造りのRLE型と思います。
表面はタイル貼りになっています。
焦点距離35㎜判換算約220㎜。

灯台上部。
灯器はLED。電源は太陽光発電システム。
灯器の上に飛び出している針金のようなものは鳥よけ用の金具で「鳥よけスパイク」って言います。鳥が乗ってきたり、風雪で曲がっている例が多いのですがここのは真っ直ぐです。
太陽光発電パネルの周囲にも針金があります。やはり鳥よけです。鳥のフンが付着して光量ダウンじゃ困りますからね。
焦点距離35㎜判換算約800㎜。

灯塔の中ほど。タイルの隙間に亀裂が走っています。
いつも風雪や高波と戦っているせいなのでしょうね。痛々しい。(´・ω・`)
焦点距離35㎜判換算約800㎜。

灯台下部の管制器室です。
入り口の小判型をした扉はアルミニュウム製だったりステンレス製だったりします。
扉の上に初点記念額が見えます。
焦点距離35㎜判換算約800㎜。

初点記念額をズームアップ。
焦点距離35㎜判換算約6000㎜。
50m離れていても文字が読み取れます。
なぜか今日は手ブレって言うか手揺れが酷くてなかなかフレームの真ん中に初点記念額が収まってくれません。14枚も撮った中で一番よく撮れた写真です。(^^;)

私はトリミングせずに「撮って出し」を基本としています。
「焦点距離35㎜判換算約6000㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。

灯台さん  ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。        「灯台リストへ」


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