灯台を訪ねて- 館浜港西防波堤灯台  Tatehama Ko

館浜港西防波堤灯台(たてはまこう にし ぼうはていとうだい)

北海道松前郡松前町(ほっかいどう まつまえぐん まつまえちょう)にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 0640
位置(緯度経度) 41 26.7N,140 02.5E 
灯質 連成不動単閃緑光 毎6秒に1閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 14
光達距離(M:海里(1M=1852m)) F: 1      F1: 3
構造 白塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 11
備考
訪問日 2019年 9月12日
マップコード 862 110 043*84

ちなみに灯質欄の「連成不動単閃緑光 毎6秒に1閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「不動光(一定の光度を維持し、暗間のないもの)中に、単閃光(1周期内に一つの明間を持つ閃光)を合わせて点灯するもの」を繰り返すことになります。
光達距離のF:の値が不動光。F1:の値が閃光を示しています。

灯台の位置です。
灯台の立っている防波堤は陸続きで歩いて行くことが出来ます。
嬉しいことに途中までは防波堤の幅が15m以上ありそうで車でも行けます。
その先の歩いて行く防波堤の長さは車を停めた場所から約300mくらい。

2019年9月12日の朝8時。北海道松前町の空は少し曇り気味。
港には誰もいません。漁に出るには海の状態が良くないのか、それとも半端な時間なのか釣り人さえも皆無。

灯台に近づきます。でもあまり近づき過ぎると見上げてばっかりで絵にならない。
標準型防波堤灯台 鉄筋コンクリート造りのRLB-P型のようです。
表面はタイル貼りになっています。

灯台の上部です。
灯器はLED。太陽電池モジュール(ソーラーパネル)が踊場(デッキ)の手摺に取り付けられています。灯室の大きさに対して灯器が小さい。この灯台の灯器も元々はフレネル式レンズのようなものが取り付けれれていたものをLEDに交換されたためなのでしょうね。
三角形の屋根、そしてその頭頂部には三角形の冠蓋(かんがい:排気孔です)が載せられています。屋根の周りには冠のような鳥よけ用の金具が取り付けられています。

灯器部分を更にズームアップ。形的にはLED灯器Ⅱ型かⅢ型のようですね。

踊場(デッキ)の手摺に取り付けられた太陽電池モジュール(ソーラーパネル)。
手摺より外側に飛び出して取り付けられています。モジュールの周囲には鳥よけ用の針金が見えます。

初点記念額に挨拶します。

灯台さんありがとう! 会えてよかった! また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。        「灯台リストへ」


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