黒部港北防波堤灯台(くろべこう きた ぼうはていとうだい)
富山県黒部市(とやまけん くろべし)にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1289 |
位置(緯度経度) | 36 53.4N,137 24.9E |
灯質 | 連成不動単閃緑光 毎5秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 13 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | F- 2 Fl- 5 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 9.2 |
備考 | ― |
訪問日 | 2022年 5月 31日 |
マップコード | 220 485 363*07 |
灯質欄の「連成不動単閃緑光 毎5秒に1閃光」とは? チョット面倒くさそう(;^_^A
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
上の表の光達距離欄でFはFixed(固定)で2は光達距離2海里を表し、Flは Flashing(点滅)で5は到達距離5海里を表しています。
この灯台の場合「光達距離2海里の固定された緑光の中に光達距離5海里の緑光が5秒に1度せん光する」を繰り返すことになります。
灯台の位置です。
黒部港北防波堤灯台は、かつて「生地漁港」と呼ばれていた「黒部漁港」の入り口にあります。
訪れた時間は午後7時近く。雲が少し茜色に染まり始めました。
風が強く吹いています。波も高くなってきているようです。
立入禁止の看板が掲げられています。 普段は釣り師で賑わっているようですよ。(;^_^A
波が高く防波堤の上まで濡れています。 近づきたいのですが諦めましょう。
黒部港北防波堤灯台は「デザイン灯台」です。
日本航路標識協会さんのホームページからの抜粋です。
「防波堤の延長に伴う灯台の移設に際し、地元に伝わる神治神社の例大祭「たいまつ祭り」の由来から、海の安全と地域の歴史の継承とを考慮して「たいまつ」の炎と煙をイメージしたデザインで整備されました。日本航路標識協会が、設計し、富山県が建設し、現在は、海上保安庁が維持管理しています。」
ここから見ると、波は防波堤まで上がっていません。 行けば良かったかな・・。
全体写真です。デッキの手摺りに取り付けられた「煙」の部分は鋼板で造られているようです。
「炎」の部分ですが最初は赤い塗料で塗られているのかなって思ったのですが、拡大して見たら赤いタイルと白いタイルを組み合わせて貼られているようです。
「たいまつ」にあたる灯塔の部分は縦長のタイルのようですが遠くからでは判断が付きません。
灯塔内への入口のある段は四角のタイルが貼られていますから「たいまつ」の部分も縦長タイルが貼られているのかなぁ・・。やっぱり近づきたかった・・。
灯器に灯りが点きました。(∩´∀`)∩ワーイ
5秒に1回の閃光です。 正直言ってボンヤリ灯りが点いている中で、時々明るく光ってるんで電気系統の接触不良でチカチカしてんじゃないかって思ったのですが、後で灯台表の灯質欄を見て納得。
事前確認は大切ですね。(;^_^A
灯台の下部です。内への入口の上に初点記念額が見えます。
初点記念額です。なんとか読み取れます。
こんにちは。少し遠くからでゴメンナサイ。あなたに会いたくて訪ねてきました💛
灯台さん ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
さて、帰ることにしましょう。
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