用宗港沖西防波堤東灯台(もちむねこう おき にし ぼうはてい ひがし とうだい)
静岡県静岡市駿河区広野(しずおかけん しずおかし するがく ひろの)にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 2483 |
位置(緯度経度) | 34 55.2N,138 22.4E |
灯質 | 単閃緑光 毎3秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 13 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 5 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | |
備考 | - |
訪問日 | 2024年9月24日 |
マップコード | 25 284 839*15 |
ちなみに灯質欄の「単閃緑光 毎3秒に1閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「3秒に一回ピカッと緑色せん光が点灯するもの」を繰り返すことになります。
灯台の位置です。港のチョットだけ離れた沖に作られた防波堤の上に建てられています。
出来るだけ近づける場所をグーグルマップで探しましょう。(;^ω^)
最も灯台に近づける場所は用宗港の西側防波堤の先端のようです。
右の白灯台が今回訪ねる用宗港沖西防波堤東灯台です。左の赤灯台は航路標識番号2483.1の用宗港広野防波堤西灯台。海の向こう側に薄っすらと伊豆の山並みが見て取れます。
少しズームアップです。風がかなり強く、白波が立っています。
灯台までの距離は240m程度。あまりの風に身体が押されてカメラが安定しません。
風が強い事から三脚の上にギア雲台を取り付けて用意したあったんですがカメラごとひっくり返りそうで怖い(;´Д`) 防波堤の先に立っている航路標識のようなものに体をもたれ掛けて撮りましょう。
鉄筋コンクリート造りのRLB型。表面は白色タイル貼り。
灯台の上部です。
灯塔の太さに対して乗っかっているLED灯器が小さい・・。元々はフレネルレンズが乗っかっていたんでしょうかね?LED灯器の下に高さをかさ上げするための筒状の物があります。
技術の進化っていうのでしょうが、防波堤灯台でフレネル式のレンズが残ってるのはまだあるんでしょうか?どこかの港で見たような気もしますが・・・。思い出せない(;^ω^)
太陽電池モジュール(ソーラーパネル)も小さいです。 四隅に「鳥よけ金物」の針金のようなものがツンツン。
上部をもう少しズームアップ。
灯器の位置は灯塔の中心にありません。灯器の横にハッチのような物が見えます。メンテナンスする時は灯台の下の入り口から入って、梯子(この太さでは螺旋階段は無理っぽい)を登ってこのハッチから出入りするんでしょうね。閉所恐怖症の人は嫌だろうなぁ~。その前に高所恐怖症の人は・・・。
自分は閉所恐怖症だし、高所恐怖症もあるし、切っ先恐怖症なんかもあるし・・・しばらく妄想の時間・・これも楽しい時間なのです。
灯台の下部です。入り口はここからは左側。アルミニウム製の小判型の入り口のようですね。
入り口の上に四角いものは「初点記念額」・・ここからでは見えません。
今回は陸から離れた防波堤灯台で望遠撮影に見合った機材を持ってきているので、少し離れた場所でも初点記念額が撮影出来る場所を探してみます。いつものグーグルマップさんの助けをお借りします。用宗港を時計方向にグルっと回って広野海洋公園の管理棟の南西隅が少し高台になっていて良いみたい。
灯台までの距離は約360m。 高台のため風が強くて、遠くからズームアップしていますからフレーム内に納めるには手持ちじゃ無理。この隅の場所は腰の高さ位の垣根があって何とか三脚を低く立てて、ギア雲台を取り付けての撮影です。
それでもカメラが揺れます。カメラの取扱説明書では三脚を使用してカメラを固定して撮影する場合は「手ブレ補正」を「しない」に設定しましょって書いてあるんですが・・・そのまま初期設定の「NORMAL」でいきましょう(;^ω^)
ズームアップです。 ブレは気になりませんね。
このカメラの最大ズームアップです。カメラが揺れてフレームアウトの連続が発生。
シャッターはリモコンを使っています。 連写って機能がありますが・・使ったことがないので(-_-;)
「初点記念額」・・真っ黒で文字なんて見えません。本当に汚れなどで真っ黒なのか、カメラの設定で何とかなるのかと条件を変えて・・・ダメでした(;´Д`)
さて、帰りましょう。時刻は午後5時ちょっと過ぎて、夕闇が迫ってきているようです。
おぉ! 灯が点りました! 小さな灯です。この灯が5海里 約9km先まで届くのですね。
灯台さん ありがとう! 会えてよかった! また会えたらいいな。
さて、家に帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。 「灯台リストへ」
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