灯台を訪ねて-東電柏崎刈羽原子力発電所南防波堤灯台 Toden

東電柏崎刈羽原子力発電所南防波堤灯台(とうでん かしわざき かりわ げんしりょくはつでんしょ みなみぼうはていとうだい)

新潟県柏崎市(にいがたけん かしわざきし)にある灯台です。
柏崎市には3基の灯台があります。

航路標識番号(国際番号) 1306.5
位置(緯度経度) 38 26.5N,138 35.2E
灯質 群閃赤光 毎7秒に2閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 16
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 7
構造 赤塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 11
備考
訪問日 2019年5月23日

ちなみに灯質欄の「群閃赤光 毎7秒に2閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「1周期を7秒としてその間にピカッ、ピカッと2回連続して赤く光る」を繰り返すことになります。

灯台の位置です。
東京電力さんの柏崎刈羽原子力発電所の敷地内から沖に長く伸びた防波堤の先端に灯台は立っています。
発電所内に入ることは事前の許可が必要でしょうし、防波堤の先に行きたいと言ってもダメって言われるのでしょうね。
防波堤はグーグルマップで見る限りでは先端まで歩いて行けるようですね。
発電所敷地外で灯台に最も近い場所を探してみます。
発電所の東側から灯台を狙ってみましょう。
発電所敷地境界のフェンスが海の中まで続いています。
カメラを持って良い場所を探していると突然近くから大きな声が聞こえてきました。
「発電所敷地内は撮影禁止になっています。なんたらかんたら・・・」??? 
どうやら敷地周辺に監視カメラとスピーカーがあって私に向かって注意喚起しているようです。
原子力発電所周辺の警備は厳重であることはその理由も含めて知っています。
でも私は危険人物でもあやしい人間でもない(チョットあやしいかも)と思っていますので少しカチンときましたが、ここで面倒を起こすこともありません。
監視カメラがあるだろうと思われる方向に向かって作り笑いとVサインを送って車に乗って立ち去ります。

少し離れて監視カメラ外と思われる場所からの撮影です。
灯台までの距離約1600m。焦点距離35㎜判換算約2400㎜での撮影です。
なんとかカメラに収めることが出来ました。
コンクリート製、電源は太陽光発電システム。

上部を更にズームアップします。焦点距離35㎜判換算約4000㎜での撮影です。

灯器の避雷針でしょうか少し斜めになっています。 

「焦点距離35㎜判換算約4000㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。

同じNikonさんからCOOLPIX P1000ってカメラが出ています。
レンズは光学125倍ズームですって!! 手に取って見てみたいですね。
私に扱いきれるでしょうか? 価格はP900の約2倍。
でもこれくらいのズームレンズ単体だって価格はP1000の10倍以上しますから、安い買い物かもしれませんね。

灯台さん  ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか?         「灯台リストへ」


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