灯台を訪ねて-相良港平田防波堤灯台 Sagara Ko

相良港平田防波堤灯台(さがらこう ひらた ぼうはていとうだい)

静岡県牧之原市(まきのはらし)にある灯台です。
牧之原市には3基の灯台があります。

航路標識番号(国際番号) 2491.1
位置(緯度経度) 34 42.2N,138 13.0E
灯質 単閃緑光 毎3秒に1閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 9.5
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 5
構造 白塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 6.4(追加表 第20号 2018年12月28日発行により変更)
備考
訪問日 2019年7月26日

ちなみに灯質欄の「単閃緑光 毎3秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は3秒間隔で1回ピカッと緑色に光ることを繰り返します。

灯台の位置です。
この灯台に関しては分からないことがいくつかありました。
?その1です。
上のグーグルマップでは灯台の名前が「坂井港灯台」となっています。
地図を間違えたわけではありませんよ。
ググって調べた結果この場所は「坂井平田地区」って言うらしいのです。ひとつ解消。

?その2です。
「平田」ってなんと読むのでしょうか?
漁港近くに「吸江山 平田寺」という文字を見つけました。お寺の名前は「へいでんじ」。
他にもこの漁港をホームとしている遊漁船等のホームページを見ると「坂井平田港」という文字に「さかい ひらたこう」のルビが付いています。
公的機関としては静岡県のホームページを見ると「坂井平田地区」に「さかいひらたちく」のルビを発見することが出来ました。「ひらた」に決定します。ふたつ解消。

?その3です。
実際の「初点プレート」にはなんと書かれているんでしょう。
もちろん「灯台表」に記載されている通りですよね。・・でも違っている場合もありました。
新潟県の離島、佐渡市にある「鴻ノ瀬鼻灯台」です。
灯台表では「鴻ノ瀬鼻灯台」ですが、初点プレートは「ノ」の字のない「鴻瀬鼻灯台」という例もあります。 
見てみたい。先人の写真では「相良港平田 防波堤灯台」となっていますが、もしかしたら「坂井港灯台」に変わっているかもしれないじゃないですか!
この?に関しましては最後に書くことにしましょう。

灯台の立っている防波堤は陸から続いていて歩いて行くことが出来ます。
でも防波堤の根元にいつもの「立ち入り禁止」の看板が立っています。
波が静かで風もない日に救命胴衣とヘルメットを付けた状態だったら入ってもいいのかな?

この日は好天に恵まれました。空気も澄んでいて遠くの富士山が見えます。

灯台をズームアップしてみましょう。

小さなLED灯器と太陽光発電パネルが見えます。
梯子はいつものように途中までです。上の固定梯子へ登るための梯子ってメンテナンスのたびに持ってくるんでしょかね?それとも灯台の扉の中に仕舞ってあるのでしょうかね?
扉と言えば初点プレートらしきものが見えていますがこの位置からでは文字を読み取ることは出来ません。

さて前に書きました「?その3」です。

どーしても?を解消したくて「立ち入り禁止」の先へ行ってしまいました。
単独では何かあった時に他の人に迷惑をかけてしまいます。
そこで釣り好きのフローティングベストとヘルメットを持っている友人に頼んで一緒に灯台へ行っちゃいました。もちろん私も救命胴衣とヘルメット着用です。

御対面で~す。💓・・・?????。

「初点プレート」が「いせえび採捕禁止」?

初点プレートを隠すように「いせえび採捕禁止」の看板が灯台扉の金具に針金でガッシリとくくり付けられています! 先日遠くから写真を撮った時にはこんなものは無かったのに!!

看板の裏に確かに初点プレートがありました。
でも隙間から覗いても文字を見ることが出来ません。

こんなところにこんな看板付けちゃったら灯台の保守、点検に邪魔になるでしょ!
もうチョット別な場所があるでしょ! 
看板を取り付ける考えが方が安易すぎる!

などと初点プレートが見れなかったためにブツクサ  ブツクサ言っています。
今はいせえびの採れる時期なのかな? 時期が過ぎたらこの看板は外すのかな?
その時まで待つしかないようです。

灯台さん  ありがとう!会えてよかった!また会いに来ます。

さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか?       「灯台リストへ」


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