灯台を訪ねて-御前崎港防波堤C灯台 Omaezaki Ko

御前崎港防波堤C灯台(おまえざきこう ぼうはてい Cとうだい)

静岡県の御前崎市(おまえざきし)にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 2494
位置(緯度経度) 34 36.9N,138 13.3E
灯質 等明暗緑光 明2秒 暗2秒
灯高(平均水面から灯火中心:m) 12
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 4
構造 白塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 10
備考
訪問日 2019年7月30日

灯質欄の「等明暗緑光 明2秒 暗2秒」の内容についての説明です。
「灯台表」の解説の部分から抜粋転記します。
「一定の光度を持つ光を一定の間隔で発し、明間暗間の長さが同一のもの」
具体的にこの灯台の例では、緑色の光を2秒間発し(明)て、その後2秒間停止(暗)を1セットとして繰り返すことになります。

「等明暗光」があるんだったら「不等明暗光」もあるんじゃないかって思った方はいませんか? 興味をお持ちの方はこちら海上保安庁さんのホームページ「灯質」をご覧ください。

御前崎港防波堤C灯台の場所です。灯台の立っている防波堤は陸続きで歩いて行くことは出来ます。
但し、フェンスが行く手を阻み、「立ち入り禁止」の看板が立っています。

陸続きの対岸から撮影してみます。灯台までの距離約220m。

灯塔は軽い円錐形をしています。
灯塔の中段に出入り口が見えます。そこから梯子で灯器のある所まで行くようです。
中段までは灯塔の中の梯子か階段で登るようです。
灯塔の表面が汚れているように見えますね。
ズームアップしてみます。

焦点距離35㎜判換算約480㎜での撮影です。
どうやら汚れでは無いようです。
灯台はコンクリート製で表面にタイルが貼ってあります。
タイルを部分的に貼り直したようで、そのために周囲のタイルとの色の差が汚れのように見えていたようです。
灯台の環境って過酷ですから補修は必須なんでしょうね。

灯台の天井に小さな灯台の格好をした灯器が載っています。
LED灯器のようですが太陽光発電パネルがこの位置からは見えません。
商用電源を使っているのでしょうか?でも電線は見えません。
反対側に回って撮影してみます。

少し遠くなり灯台までの距離約560m。焦点距離35㎜判換算約4800㎜での撮影です。

小さな太陽光発電パネルが見えました。

私はトリミングせずに「撮って出し」を基本としています。
「焦点距離35㎜判換算約4800㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。

同じNikonさんからCOOLPIX P1000ってカメラが出ています。
レンズは光学125倍ズームですって!! 手に取って見てみたいですね。
私に扱いきれるでしょうか? 価格はP900の約2倍。
でもこれくらいのズームレンズ単体だって価格はP1000の10倍以上しますから、安い買い物かもしれませんね。

灯台さん  ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか?        「灯台リストへ」


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