灯台を訪ねて-岩船港第2西防波堤灯台 Iwafune Ko

岩船港第2西防波堤灯台(いわふねこう だい2 にしぼうはていとうだい)

新潟県の北東、山形県との境、村上市にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 1357.7
位置(緯度経度) 38 11.0N,138 25.1E
灯質 単閃緑光 毎3秒に1閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 15
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 5
構造 白塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 11(追加表 第25号 2019年3月8日発行により変更)
備考
訪問日 2019年9月4日

ちなみに灯質欄の「単閃緑光 毎3秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は3秒間隔で1回ピカッと緑色に光ることを繰り返します。

灯台の位置です。

灯台の立っている防波堤は陸続きではなく、歩いて行くことは出来ません。
一番近い陸地、防波堤からでも灯台までの距離約600m。
私が普段灯台巡りの時に使用しているカメラであれば2000m以内であれば灯台輪郭、形状などは鮮明に撮る事が出来ます。
しかし、空気の揺らぎがなどがあると鮮明に写し撮る事は不可能ですから極力近づいての撮影が基本となります。

岩船港から離島、粟島へ向かう粟島汽船のフェリーに乗って撮影しました。
高速船と普通船があるのですが、運賃と撮影時間の関係で普通船に乗り込みます。
灯台の向こう、海上に建造物が浮かんでいます。
岩船沖油ガス田です。胎内川河口から約4㎞沖合にあります。現在日本国内で唯一洋上プラットフォームにより生産を行っている海洋油ガス田だそうです。

太い灯塔です。点検修理用の梯子は灯塔内部にあるようですね。

灯塔の太さにしては小さなLED灯器と太陽光発電パネルが見えます。
コンクリート製で表面はタイル貼りになっています。

少し下を見てみましょう。
灯塔内へ入る扉上の庇(ひさし)部分だけが灰色です。
よ~く見ると元々は他と同じ白いタイルの上から灰色の塗料を厚塗りしているようです。
なぜ色違いとしているのでしょうかね? 

初点記念銘鈑が見えます。
ズームしてみましょう。焦点距離35㎜判換算約8000㎜での撮影です。
文字を鮮明に読み取ることは出来ません。初点は平成の一桁のようです。

私はトリミングせずに「撮って出し」を基本としています。
「焦点距離35㎜判換算約8000㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。

同じNikonさんからCOOLPIX P1000ってカメラが出ています。
レンズは光学125倍ズームですって!! 手に取って見てみたいですね。
私に扱いきれるでしょうか? 価格はP900の約2倍。
でもこれくらいのズームレンズ単体だって価格はP1000の10倍以上しますから、安い買い物かもしれませんね。

灯台さん  ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか?
このまま船に乗って粟島の灯台にご挨拶しましょうかね。  「灯台リストへ」


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デジイチの上サイドバートップ
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