浦本港東防波堤灯台(うらもとこう ひがしぼうはていとうだい)
新潟県糸魚川市(にいがたけん いといがわし)にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1295 |
位置(緯度経度) | 37 04.4N,137 55.8E |
灯質 | 単閃緑光 毎3秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 13 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 5 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 9.1 |
備考 | ― |
訪問日 | 2022年 5月 31日 |
マップコード | 314 562 301*41 |
ちなみに灯質欄の「単閃緑光 毎3秒に1閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「緑色せん光が3秒に1閃光規則的に点灯するもの」を繰り返すことになります。
灯台の位置です。
灯台に繋がる防波堤がある浦本漁港東端です。防波堤の付け根は行き止まりになっていて車が3台程度だったら停めておけるスペースがあり、その先はチョットした公園みたいになっています。公衆トイレも有り助かります。
防波堤の先に灯台が見えています。防波堤の行く先にはいつものフェンスが見えています。
でも大丈夫。防波堤は2段になっていてフェンスが張ってあるのは上の段の外海側だけ。写真では見えにくいのですが下の段があって、フェンスはありません。
灯台が建っているのは防波堤の上の段。灯台までの途中に上の段に上る階段はありません。
下の段からの撮影となります。
ここにも釣り師がいます。「平日の昼間っから良い身分だな」って思うのですが、声に出しては言えません。「カメラを担いで灯台巡りなんて良い身分だな!」って言われちゃいます。
灯台の全体写真です。
標準型防波堤灯台。鉄筋コンクリート造りのRLE型。壁面にはタイルが張ってあります。
RLE型と思うのですが、チョット違うような?
初点記念額の取り付け位置は灯台内部入り口扉とひさしの間が多いのですが側面に取り付けられているようです。それとも別な板かな。後で確認してみましょう。
他にも今まで見てきたRLE型となんとなく違うような???ハッキリとは分かりません。
灯台上部です。
真っ直ぐに天を指している避雷針。避雷針って先端の形状を良く見ると単なる棒じゃないみたい。
気になるのはデッキの側面周囲のタイルが剥がれ落ちてしまってます。波浪、風雪などと戦っている傷跡なんでしょうね。
灯台上部をズームアップ。
LED灯器と太陽電池モジュール(ソーラーパネル)がデッキに取り付けられています。灯器の上には鳥よけ金具として十文字の針金が2段。ソーラーパネルの周辺にも鳥よけ金具として針金が取り付けられています。鳥よけ金具って時とともに曲がったり、外れちゃったりすることが多いように思うのですが、どちらの鳥よけ金具も初期の形状を保っているようです。シッカリとメンテナンスをして下さっているようです。
灯台の下部です。
側面に取り付けられた板は「初点記念額」ですね。なぜこの位置に貼られたのかなぞです。
ここもタイルの剥がれ落ちや汚れが見受けられます。(;´Д`)
最後になっちゃいましたが初点記念額に挨拶しましょう。
防波堤の上の段には上がれませんので思いっきりカメラを持つ手を伸ばして撮りましょう。
こんな時もバリアングル液晶は助かりますね。
こんにちは。あなたに会いたくて訪ねてきました💛
初点 昭和48年10月 フーン・・私より20歳ほど若いじゃないですか。
「浦本港防波堤燈台」・・・アララ?
「浦本港東防波堤灯台」を訪ねたつもりだったのですが「東」の文字がありません。
訪ねた場所が違った・・・「東」が無ければ太陽はどっから登る・・・「東」なかったら「東京都」は「京都」になっちゃうのか・・・ブツブツ。
海上保安庁さんの資料なんかを見てもこの場所は間違いなく「浦本港東防波堤灯台」です。
なぜ初点記念額の名称が異なっているんでしょうか??
疑問を解くのにしばらく楽しめそうです。ワクワク。
またひとつ謎解きのお土産をいただくことが出来ました。
灯台さん ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。 「灯台リストへ」