清水港外港防波堤南灯台(しみずこう そと こう ぼうはてい みなみ とうだい)
静岡県静岡市(しずおかけん しずおかし )にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 2477 |
位置(緯度経度) | 35 01.7N,138 31.2E |
灯質 | 群閃赤光 毎13秒に3閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 18 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 7 |
構造 | 赤塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 16 |
備考 | - |
訪問日 | 2020年10月14日 |
マップコード | 800 392 688*21 |
ちなみに灯質欄の「群閃赤光 毎13秒に3閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「13秒に3回ピカッ・ピカッ・ピカッと赤色せん光が規則的に点灯するもの」を繰り返すことになります。
灯台の位置です。陸から離れた沖に「く」の字の防波堤の上に建てられています。
どこが一番近いのか・・グーグルマップにお願いです。
南側にある「三保真崎海水浴場」が近いですし、すぐ近くに駐車場もありますね。ラッキー!
灯台までの距離約800m。
三保真崎海水浴場から見ると灯台と対岸との距離は1km以上離れているのにつながっているように見えます。望遠撮影特有の・・えっと・なんだっけ・・そうそう「圧縮効果」って言うんでした。
灯台のすぐ前を船が通っていますが、実際はどのくらい離れているんでしょう。
やっぱり灯台には船が良く似合います \( ‘ω’)/
灯台の全景です。鉄筋コンクリート造りのRLA-12型のようです。
RはReinforced concrete(鉄筋コンクリート) LはLight Tower(灯塔)の頭文字。
Aはアルファベットで型式によって大きい順にAからEまで。
12は地上から踊り場までの高さを表しています。ってことは、上の仕様表から地上から構造物頂部までの高さが16mだから踊り場から上は4mってこと。そうしてみると結構大きいんですね。
表面にはよっく見ると赤いタイルが貼り付けてあります。
えぇーと・・初点銘板にご挨拶と言っても、銘板の貼ってある位置は灯台内部へ入る入り口扉の上になるんですが・・・向こう側向いちゃってる。遠くからで失礼ですが大きな声で「こんにちは あなたに逢いたくってやってきました♡」
灯台の上部です。灯器を囲んでいる玻璃板(ガラス板)が三角形をしています。以前から不思議って言うか疑問に思っているんですけど、玻璃板が四角の物もありますよね。何を基準に使い分けているんでしょう? どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら、一番下で恐縮ですが「コメント」欄からお願いします。
ズームアップで灯器を見てみましょう。この形の灯台を見るとレンズはフレネル式を期待してしまうんですが、LEDですね。そして、この形の灯器もよく見るのですが、いろいろな灯器メーカーさんのカタログなんかを見ても型式が分かりません。(´・ω・`)
灯台の下部です。普段は灯器の方ばっかり気にしていますが、それでは灯台下暗し。
灯台の周囲は大きな波を受けて不具合が起きないように消波ブロックでグルっと囲まれています。この形は「テトラポッド」ですね。ここで仕入れたばっかりのウンチクを披露。消波ブロック=テトラポット・・・ではありません。テトラポッドは消波ブロックの一つの形で、「株式会社 不動テトラ」さんの商品名なんです。 ここで問題です!テトラポッドの足は何本でしょう!!
消波ブロックのメーカーは数社あって「一般社団法人 日本消波根固ブロック協会」っていう組織もあります。そのホームページに分かりやすい「ブロック立体図一覧(抜粋)」があります。
灯台の愛し方が少し増えてくるかもしれませんね。
灯台さん ありがとう! 会えてよかった! また会えたらいいな。
次はどこの灯台へ行きましょうか。 「灯台リストへ」
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