沼津港航路導流提灯台(ぬまづ こう こうろ どうりゅう てい とうだい)
静岡県沼津市(しずおかけん ぬまづし )にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 2465 |
位置(緯度経度) | 35 04.7N,138 51.1E |
灯質 | 群閃赤光 毎6秒に2閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 5 |
構造 | 赤塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | |
備考 | - |
訪問日 | 2023年11月 4日 |
マップコード | 650 582 047*27 |
ちなみに灯質欄の「群閃赤光 毎6秒に2閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合は「6秒毎に2回続けて赤い閃光を発光することを繰り返す」となります。
灯台の位置です。灯台の建っている防波堤は陸続きです。
グーグルマップで見ると「沼津魚市場食堂」横の駐車場に多くの車が停まっています。
もちろん灯台が目当てじゃなくって新鮮な海の幸が目当てなんでしょうけどね。
朝の7時と言う事もあるのか、観光客の姿は見えません。
せっかくなので、灯台へ行く前に周辺をブラブラ歩いてみましょう。
こんな「いかにも手作り」っていう表示が大好きです。
フェンスになにやらモニュメント・・・? よく見たらサメの「ひれ」でした(;’∀’)
これって高級食材の「ふかヒレ」ってやつですか?
あまり長居はしたくない場所でした。
沼津港のランドマーク「沼津港航路水門 びゅうお」です。
ここは展望も出来る水門でホープページを見ると
「地上30mのところに展望施設が併設されており、富士山や箱根連山、沼津アルプスをはじめ駿河湾に突き出した大瀬崎をくっきりと見ることができるほか、魚市場の活気ある様子や往来する船、水門の心臓部である巻上機などを見学することができます。そして、夜になるとライトアップされフォトジェニックな水門をご覧いただくことができます。」と説明されていました。
入ってみましょ。 ・・・・入り口が閉まっていました。(;’∀’)
10時開館・・開館まで3時間・・・またの機会としましょ(-_-;)
防波堤の先に灯台が見えます。釣りを楽しんでいる人も数人見えます。
横の「立ち入り禁止」の看板を見なかったことにして(;^_^A 先へ進みましょ。
灯台の手前に廃墟マニアがよだれを流しそうな建築物が。 なんだこれ?
「沼津港 検潮所 昭和41年9月 竣工」と刻まれた石で出来た銘板が埋め込まれていました。
「検潮所」ってなんだ? 調べてみたら国土交通省の中の気象庁が管理している施設なんですね。
詳しくは「こちら」。でも、この建物は「2024年観測地点一覧表」を見てもありませんから、やっぱり廃墟ってことみたいです。
さぁ!!灯台です。灯台の全景です。標準型防波堤灯台の強化プラスチック(FRP)造りFLC型です。太陽電池モジュールの向いている方向が南。
灯台の上部です。灯器の形は色々ですね。あれ!「鳥よけ金物」の十文字の針金が取れちゃっているみたいです。上部のメンテナンスの時は梯子を登って、四角形の枠の中に入って体を安定させてって感じですかね。
「初点記念銘板」に向かって挨拶をします。「こんにちは。あなたに逢いたくってやってきました♡」
初点が昭和21年11月。FRP製の灯台が出来たのは昭和53年ですから、この当時はコンクリート造りだったのかな? 改築が平成14年11月。この時にFRP造りにかわったのかな?
それにしても汚れていますね。ステンレス製ですから錆ってこともないでしょうし。
などと勝手な想像をしている時間が私にとってはたまんないのです♡
灯台さん ありがとう! 会えてよかった! また会えたらいいな。
さて、次はどこの灯台へ行きましょうか。
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