西浦木負消波提灯台(にしうら きしょう しょうはてい とうだい)
静岡県沼津市(しずおかけん ぬまづし )にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 2461 |
位置(緯度経度) | 35 01.7N,138 52.7E |
灯質 | 等明暗赤光 明2秒 暗2秒 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 11 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 4 |
構造 | 赤塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 9 |
備考 | - |
訪問日 | 2023年11月 4日 |
マップコード | 116 360 861*85 |
ちなみに灯質欄の「等明暗赤光 明2秒 暗2秒」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合は「点灯時間2秒と消灯時間2秒をくりかえすもの」となります。
灯台の位置です。灯台の建っている消波堤は陸続きでその先端に建っています。
消波堤ってあまり聞きませんよね。
国土交通省中部地方整備局さんのホームページに「海岸保全施設の種類と役割」がありました。
それによると消波堤は「波打ち際付近にブロックを設置し、波のエネルギーを弱め、砂浜の後退を防ぐための構造物。」のようです。・・・でもこの堤防って「突堤」に近いような気がするんですがぁ~・・(;^ω^)。
堤防の根元にはGoogle Mapでも表示されていますがⓅ駐車場があります。
駐車場の入り口には、いかにも漁師って感じのオジサンが椅子に座ってニッコリ待ってます。
駐車料金は500円。 駐車場所はフツーの漁港の片隅って感じで20台くらいは停められそうです。
灯台の写真を撮るのにせいぜい30分くらいで500円は高いよねぇ~。漁師オジサンに「灯台の写真撮るだけで30分くらいだからマケてよぉ~」ってお願いしたら、スンナリOK\(^_^)/。
堤防の長さ約300m。真っ直ぐ沖に向かって伸びています。
普通の防波堤より高さが低いと思うのですが・・防波じゃなくって消波が目的ならこんな設計になるのかな・・・なんてブツブツつぶやきながら先っちょへ進みます。
天気も良いので多くの人が釣りを楽しんでいます。
右側には何艘か船がロープで繋がっています。漁船じゃなくってプレジャーボートっぽいです。
堤防のロープをつないでいる部分がショボい(・・;)。 鉄棒をコの字に曲げた物のようで、いつも見ているキノコのような格好で、石原裕次郎さんが片足のっけてギター弾いてるえぇーと「ビット」とか「ボラード」っていうやつを想像してしまうんですが、こんなんで大丈夫???
私が心配する事じゃないですね。でも、プレジャーボート・・ほしいな (;^ω^)
300m歩いてきましたぁ~!! いつも人物が写ってしまうと、何かと面倒が起きそうなのでチョット人がいなくなった隙を狙って撮ってますぅ~ ・・パシャ!!
右側に映っているのは・・淡島じゃないですか! その先っちょには「淡島ホテル」更にその先っちょに「伊豆淡島灯台」が見えていますぅ~!! ここから望遠写真撮っちゃえー!
灯台の全景です。標準型防波堤灯台のコンクリート造りの中では一番ちいさなRLE型です。
表面はタイル貼り。
灯台の上部。灯器はLED。電源は太陽電池モジュール(ソーラーパネル)。
灯器のアップです。この形と、光達距離から、日本光機工業株式会社さんの「LED灯器(Ⅱ型)」だと思います。 胴体右下の銘板をアップすれば見えたかも・・(´・ω・`)
あれ?灯器の頭に十文字ついているはずの「鳥よけ金物」が無いですね。
右横にあるソーラーパネルの周辺の「鳥よけ金物」ツンツン針金はシッカリ付いています。
灯台さんの銘板に向かって挨拶をしましょう。
「こんにちは。あなたに逢いたくってやってきましたぁ~♡」
分厚い板で文字を浮き出したものです。やっぱFRP製灯台に取り付けられている薄っぺらな物とは貫禄が違います。
灯台さん ありがとう! 会えてよかった! また会えたらいいな。
さて、次はどこの灯台へ行きましょうか。
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