泉港西防波堤灯台(いずみ こう にし ぼうはてい とうだい)
愛知県田原市江比間町(あいちけん たはらし えひま ちょう )にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 2538 |
位置(緯度経度) | 34 39.4N, 137 09.5E |
灯質 | 等明暗赤光 明3秒 暗3秒 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 9 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 5 |
構造 | 赤塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 6 |
備考 | - |
訪問日 | 2022年10月30日 |
マップコード | 311 244 429*81 |
ちなみに灯質欄の「等明暗赤光 明3秒 暗3秒」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合は「赤色の点灯時間3秒と消灯時間3秒が等しく点滅を繰り返すもの」となります。
灯台の位置です。灯台の建っている場所は陸続きで近くまで車で行くことが出来ます。
灯台の左は三河湾。遠くには蒲郡付近が見えていました。周辺には人の姿は見えません。

防波堤の左は消波(しょうは)ブロックでガードされています。右側は泉港側。防波堤の幅は広くて歩いて行くにも安全です。

ウンチクをひとつ。消波ブロックを一般的に「テトラポット」って言う人が多いのですが、「テトラポット」は「株式会社 不動テトラ」さんと言う会社の商品名なんです。
消波ブロックも使用する場所、用途等によっていろいろなデザインがあります。「一般社団法人 日本消波根固ブロック協会」さんの資料の中に「ブロック立体図一覧(抜粋)」と言う資料があります。見ているだけでも楽しいかも。
灯台の全景です。標準型防波堤灯台 強化プラスチック造りのFLC型。

灯台の足元です。防波堤からコンクリートで円形に一段かさ上げされた上にボルトで取り付けられています。

灯台の上部です。電源は太陽電池モジュール(ソーラーパネル)。灯器はLED。
ソーラーパネルの上部と両端には通常「鳥よけ金具」って言う針金状の物がツンツク取り付けられて、鳥の糞でパネル面が汚れないようにしているのですが「鳥よけ金具」が見当たりません。取れちゃった?そのせいかパネル表面に鳥の糞がくっついちゃってます。

灯台さんにご挨拶しましょう。
「灯台さん、こんにちは。あなたに逢いたくってやってきましたぁ~♡」

一番下の枠の右に「揮毫者 蒲郡航路標識事務所長 鈴木道夫」と刻まれています。
揮毫者(きごうしゃ)とは 元となる文字を毛筆などで書いた人の名前ですね。
揮毫者には市町村長、海上保安部長さんなどの他にも地元の小中学生の名前もあります。スッゴク良い記念になると思います。出来たら私にも揮毫者になってくれないかってお話が頂けないかなぁ~。どうすりゃ揮毫者に選ばれるんでしょうか?おっと!その前に筆なんて小学生の習字の時間以外持ったことがありませんでした(;^ω^)
灯台さん ありがとう! 会えてよかった! また会えたらいいな。
さて、次はどこの灯台へ行きましょうか。
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