直江津港第3東防波堤灯台(なおえつこう だい3ひがし ぼうはていとうだい)
新潟県上越市(にいがたけん じょうえつし)にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1303.5 |
位置(緯度経度) | 37 12.9N,138 16.3E |
灯質 | 単閃緑光 毎4秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 11 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 5 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 9.3 |
備考 | ― |
訪問日 | 2022年 5月 31日 |
マップコード | 126 768 420*40 |
ちなみに灯質欄の「単閃緑光 毎4秒に1閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「緑色せん光が4秒に1閃光規則的に点灯するもの」を繰り返すことになります。
灯台の位置です。
灯台の建っている直江津港第3東防波堤は陸続き。その防波堤は本来立入禁止なのですが管理釣り場として「NPO法人 ハッピーフィッシング」さんが運営されています。
駐車する場所は防波堤付け根に近い「NPO法人 ハッピーフィッシング」さん管理小屋の近く。
多くの車が停まっています。長野県、山梨県、富山県などのナンバープレートが見えます。
(ナンバープレートが見えて支障があるといけないので見えないように加工してます(;^_^A )
入場するにはハッピーフィッシングさんの管理小屋へ入り、見学する旨を伝えます。釣りではなく、見学だけで30分程度であれば無料で入場が可能。ノートに住所、氏名、入場時間等を記入。ライフジャケットの着用必須ですが無料でお借りすることも可能です。
少しでしたが雨が降っていましたので傘を持って行こうとしたら防波堤上で傘を広げることは安全上で禁止だそうです。広げることが出来ないのなら持ってっても仕方ないので管理小屋で預かってもらいましょ。
そして防波堤等の釣り関係は撮影しても良いのですが、周辺の工場は撮影禁止だそうです。
逆くの字に延びた防波堤の長さは、くの字に曲がった部分まで約460m。灯台までの全長は約650m。
行って帰って1300m。 許される時間は30分程度・・私の足じゃ無理ですね(;^_^A 。
小降りだった雨が私が防波堤の入口に立ったと同時に歓迎(;´Д`)してくれるように本降りになってきました。 この防波堤から沖合の防波堤にある「直江津港沖防波堤北灯台」も撮影予定です。
急がなくっちゃ!! カメラが濡れないように雨具の中に抱えて急ぎます。
防波堤の表面は雨で濡れて滑りやすく、小走りでも転倒が心配。 そーでなくても日頃の運動不足で転びやすいのですから慎重に、慎重に・・・・心は焦りまくっています。
防波堤がくの字に曲がった付近からの撮影です。
この場所に来るまでも釣りを楽しんでいる人が大勢いました。顔が写ってしまうと差し障りがあるといけないのでブログに載せることの出来る写真は限られます。いつもの「数打ちゃ当たる」で行きましょう。でも今回は厳しい! カメラが雨に濡れないように気を使い、レンズに雨の粒が有ったりで「数」が打てません。(;´Д`) そんな中の1枚。 灯台に近づいてきました。
灯台の全体写真です。正面の灯台内部へ入れる入り口方向には距離がないため右側面からになっちゃいました。 標準型防波堤灯台、鉄筋コンクリート造りのRLB型と思われます。
表面は25㎜角の白色タイルが貼り付けてあります。
この直江津港第3東防波堤灯台は直江津港第2東防波堤に直江津港第2東防波堤西灯台(37-12.1N 138-15.6E、1303.5)と言う名称で建っていましたが、名称及び灯高を変更し、移設された経緯があります。
現在、直江津港第2東防波堤西灯台のあった場所には海上保安庁管轄外となりますが小さな灯標が設置されています。
真正面ではありませんが、灯台入り口とその上にある初点記念銘額が見える位置から見上げる方向からの1枚です。 ・・・写真の右上と右下の隅に小さな▲が写り込んでいます。「ケラレ」って事はないと思うのですが・・・「ケラレ」だったら左の上下隅にも有りそうな?
ニコンのP900を使っていて初めての現象です? 他の写真も調べてみましたがこの1枚だけの現象です?? なぜ・・・なぜかな・・ブツブツ。
・・・またジジイの妄想の時間がは始まってしまいました。こんな時間も好きなんです。(;^ω^)
こちら側からだと避雷針の導線処理が分かりますね。灯塔から導線を保持する部品がありますがどのような材質の物を灯塔にどうやって固定しているのでしょう?
チョット離れて灯台の上部です。
レンズを上に向けた状態では直ぐに雨で濡れてしまいます。灰色の空と白い灯台ではコントラストの差が少ないためにピント合わせに少し時間がかかります。それではカメラはもちろん、レンズが雨に濡れてしまいます。 自分と撮影する部分の距離を目測し、灯台からその距離を離れた位置からカメラを水平方向でピント、シャッター速度等をセット。その状態で被写体にカメラを向けて直ぐに撮影。それを何度か繰り返してみました。 その中で最も良く撮れた写真です。
もう制限時間の30分はすでにオーバー (‘◇’)ゞ
LED灯器ですね。手すりに隠れて全体が見えません。
コイルバネのような鳥よけ金具が付いています。
このような形状のLED灯器は日本では数社が製作されているようです。
この灯器はどこ製なんでしょう。
電源は太陽電池モジュール(ソーラーパネル)ですね。
パネルの周囲に鳥よけ金具として針金がツンツク飛び出しています。
ソーラーパネルを取り付けている架台が灯台のデッキ手摺にいかにも後付けって感じです。
灯台全体の大きさに比較して灯器の大きさが小さいですから、この灯台も元々フレネル式レンズだったものをLED灯器に変更したのですかね?
初点記念額に挨拶しましょう。
こんにちは。あなたに会いたくて訪ねてきました。💛
元々この場所に貼り付けられていたと思われる「直江津港第2東防波堤西灯台」の記念額はどこにあるんでしょう? 灯台の中に仕舞い込んでいるのかな?
灯台さん ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
さて、帰ることにしましょう。
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