豊浜港西防波堤灯台(とよはま こう にし ぼうはてい とうだい)
愛知県知多郡南知多町(あいち けん ちた ぐん みなみちた ちょう)にある灯台です。
| 航路標識番号(国際番号) | 2627 |
| 位置(緯度経度) | 34 42.2N, 136 56.2E |
| 灯質 | 等明暗緑光 明3秒 暗3秒 |
| 灯高(平均水面から灯火中心:m) | 10 |
| 光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 4 |
| 構造 | 白塔形 |
| 高さ(地上から構造物頂部:m) | 9 |
| 備考 | ー |
| 訪問日 | 2023年5月27日 |
| マップコード | 196 427 082*03 |
ちなみに灯質欄のお経のような「等明暗緑光 明3秒 暗3秒」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合は「緑色の点灯時間3秒と消灯時間が3秒と等しく点滅を繰り返すもの」となります。
灯台の位置です。駐車する場所に困る事はありません。
なんてたってすぐ横に豊浜海釣り公園がありますから駐車はもちろん、チョットだけ離れていますが公衆トイレだってあります。
駐車場にはキッチンカーも出張っています。
灯台は陸続きの防波堤の先端に建てられています。
写真左が今回訪ねる豊浜港西防波堤灯台。右に見える赤灯台は「豊浜港南防波堤灯台」。

灯台は防波堤の先が2段になっている低い場所に建てられていました。
足元が高い防波堤の後に隠れてしまいました。

全体を撮ろうとするとこんな感じで上部が隠れてしまいます。
鉄筋コンクリート造りで表面には白いタイルが貼られています。
下部を見ると左側に灯台への入り口が見えます。
すぐそばには高い側の防波堤が迫っています。
高い側の防波堤から階段で低い側へ降りることが出来ます。

ギリ扉が開くことのできるスペース。

外に梯子が備えられています。
灯塔は太いですが内部から最上部のデッキへは登れないようです。

最も気になっていたデッキ外周の張り出し部分を下から支えている「持ち送り」です。
古く大きな沿岸灯台には時折見ることが出来ますが、この大きさの防波堤灯台では珍しい。
灯器は少し前の型式のLED。電源は太陽光モジュール(ソーラーパネル)。
灯器の首元に小さな銘板が見えます。

灯器銘板のアップです。
肉眼で銘板に書かれた内容を見る事は絶対ムリなのですが、NikonさんのCOOLPIX P900なら楽勝。
灯台を訪ね歩くには強い味方になります。

何はともあれ、灯台さんにご挨拶しましょう。
「灯台さん、こんにちは。あなたに逢いたくってやってきましたぁ~♡」
立派な初点記念額です。一番下の枠に「河和土建工業有限会社 代表取締役社長 山田 友裕」と刻まれています。
これは揮毫者(きごうしゃ)ですね。
揮毫者とは 元となる文字を毛筆などで書いた人の名前です。
揮毫者には市町村長、海上保安部長さんの他にも地元の小中学生の名前もあります。
一般の会社の方の名前が刻まれている例は初めて見ました。
スッゴク良い記念になると思います。
出来たら私にも揮毫者になってくれないかってお話が頂けないかなぁ~。
どうすりゃ揮毫者に選ばれるんでしょうか?
おっと!その前に筆なんて小学生の習字の時間以外持ったことがありませんでした(;^ω^)
デッキ外周の張り出し部分を下から支えている「持ち送り」がある事からかなり古いのかなって思っていたのですが「初点 昭和16年6月 改築 昭和59年10月」でした。
昭和59年では、すでに強化プラスチック造りの灯台を設置し始めた昭和53年から6年が経過し、25基ほどの数の強化プラスチック造りの灯台が作られていました。
その時代にこの形の灯台とは・・懐古デザインなのでしょうか?

しつこいようですが、デッキ下の「持ち送り」デザインが気になって「国立国会図書館デジタルコレクション」で灯台表に何か手掛かりがないか調べてみました。
下の表です。小さく見えづらくてゴメンナサイです。

結果的にはデザインに関する手掛かりをつかむことは出来ませんでした。
小さな港を護っている防波堤灯台にも「物語」があるのですね。
灯台さん ありがとう! 会えてよかった! また会えたらいいな。
さて、次はどこの灯台へ行きましょうか。
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