仁科港北沖防波堤灯台(にしな こう きた おき ぼうはてい とうだい)
静岡県賀茂郡西伊豆町(しずおかけん かもぐん にしいづちょう )にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 2453 |
位置(緯度経度) | 34 46.4N, 138 46.0E |
灯質 | 単閃赤光 毎3秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 12 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 4 |
構造 | 赤塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 10 |
備考 | - |
訪問日 | 2023年11月 5日 |
マップコード | 248 362 432*16 |
ちなみに灯質欄の「単閃赤光 毎3秒に1閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合は「赤色の閃光が3秒毎に1回、規則的に点灯するもの」となります。
灯台の位置です。灯台の建っている場所は仁科漁港に入る龍宮島に増設された防波堤の先端です。
歩いて行く事は出来ません。またグーグルマップのお世話になって良い写真が撮れる場所を探します。
左が龍宮島で、そこから右側に伸びた防波堤の上に灯台が立っています。
防波堤の先端じゃないんですね。防波堤を延長した結果この場所に取り残された??
逆光ぎみですね。光は斜め左後ろから当たっています。

灯台の前を「堂ヶ島マリン」の遊覧船「どうがしま11」が通過しました。
これでバックが青空だったら良かったのですが・・。贅沢言っちゃいけません。

灯台の全景です。鉄筋コンクリート造りで表面には赤いタイルが貼りつけてあります。
灯台の型式なんですが、標準型防波堤灯台 旧型式の「防A型」だと思うのですが・・ちょっと違う。
「防A型」だったら灯台内部への入り口は下の写真で左の側面になるんです。でも写真を見ると手前の壁面に小判型の入り口が見えていますよね。その上には「ひさし」も付いているし・・?
後でアップしてみましょ。
電源は太陽電池モジュール(ソーラーパネル)。灯器はちっちゃなLED。

灯台の上部のアップです。灯器はあまり見ない形状です。灯器の上の「やかん」の取っ手のようなものは「鳥よけ金具」と思われます。
灯器の乗っているコンクリート製の台座(「灯ろう台ベッド」と言うようです)の部分にはタイルが貼られていないんですね。設計上では貼られているはずなのですがはがれちゃったのですかね?
そう言えば、いつものジジイの思い付きなんですが、頂部の踊り場床面もタイルって貼られているんでしょうかと疑問に思って調べたら(ネット上にある海上保安庁さんの各灯台の改良、改修工事等の仕様書)設計上は貼るようになっていました。

灯台の下部です。先ほども書きましたが、こちら側に小判型の入り口があります。よくあるパターンではこの入り口と上の「ひさし」の間に「初点記念銘板」が貼られているんですが、見当たりません。
ナゾが解けましたぁ!!
グーグルマップの仁科港北沖防波堤の横の「竜宮島」(国土地理院の地図では龍宮島)をクリックして「写真を表示」とし、その中を探したら左側面からの写真がアップされていました。
その写真は著作権やらなんやらに引っかかってはいけないので載せられませんが、どうやら正規の位置の入り口扉は閉ざされて他の壁面と同じ平らになっています。
そこに「初点記念銘板」が写っていましたぁ。\(^o^)/

初点記念銘板は見ることは出来ませんが、灯台さんにご挨拶しましょう。
「灯台さん、こんにちは。あなたに逢いたくってやってきましたぁ~♡」
灯台さん ありがとう! 会えてよかった!
きっともう一度会いにきます。その時までに初点記念銘板の撮れる場所を探しておきます。
さて、次はどこの灯台へ行きましょうか。
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