デジタル一眼レフカメラ キャノンEOS Kiss X7i を対象としてMENUボタンで設定する静止画撮影2の中の「オートライティングオプトマイザ」についての学習その4です。
「オートライティングオプトマイザ」の設定「しない」「弱め」「標準」「強め」でどのくらいの差が出るのかの検証です。
前々回はP:プログラムAE。前回はTv:シャッター優先AEとAv:絞り優先AEでした。 今回はM:マニュアル露出を確認してみます。
尚、「オートライティングオプトマイザ(Auto Lighting Optimizer) 」は長ったらしいので略して ALO としています。
ではM:マニュアル露出で確認です。
M:マニュアル露出
ALO:しない
シャッター速度:1/50秒
F値:5.0
ISO感度:400
M:マニュアル露出
ALO:弱め
シャッター速度:1/50秒
F値:5.0
ISO感度:400
M:マニュアル露出
ALO:標準
シャッター速度:1/50秒
F値:5.0
ISO感度:400
M:マニュアル露出
ALO:強め
シャッター速度:1/50秒
F値:5.0
ISO感度:400
よーく見ると「しない」の場合は極めて薄くですが「かすみ」のようなもので全体を覆われているように見えます。それに対して「強め」はその「かすみ」が消えています。
そんな目で良く観察すると「しない」⇒「弱め」⇒「標準」⇒「強め」の順で「かすみ」が徐々に薄れているようです。
本来 M:マニュアル露出の場合は全ての設定を撮影者が行ってカメラ任せの部分はありません。
ですから設定する画面には「[INFO]☑マニュアル露出時はOFF」っていう注意書きがありました。今回はあえて☑を外してマニュアル露出でも「オートライティングオプトマイザ」が出来るようにしています。
その効果なのでしょうかM:マニュアル露出で「オートライティングオプトマイザ」での違いを確認することが出来ました。
でもね。元に戻ってしまいますが、「オートライティングオプトマイザ」って機能はやはり有り難いようですが、なくてもいいんじゃないかとも思ってしまいます。
写真を撮った後でもう少し「コントラスト」が欲しいなって思ったときは画像処理ソフトでやればいいんだし。近頃はかなり高機能でも無料の画像処理ソフトがあり、その解説本などもあります。
でも画像処理ソフトで処理しやすいようにとりあえず一般的に見た目で綺麗にしてくれる「標準」に設定しておいても良いなんても思いますし。
悩み多いジジイの年頃です。とりあえずは「標準」ってことにしておきます。
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