EOS Kiss X7i の「MENU」ボタンで何が出来るのか?電源スイッチを「ON」の位置にして、
モードダイヤルを「P」(プログラムAE)の位置にします。そして「MENU」ボタンを押す
と色々な設定が出来ます。上の横列で一番左にあるカメラの右上に点がひとつあるタブです。
静止画の撮影1の画面です。今回は上から5番目の「レンズ光学補正」です。
前回はその中の「色収差補正」について勉強し
ました。「色収差補正」とはどういうものかは理
解できました。「する」に設定しておくに越した
ことは無いかな程度ですが・・・。でもね、でも
ですよ。「する」に設定してしまった場合は制約
が発生するようです。使用説明書の注意事項にそ
の内容が書いてあります。またまた抜粋引用です。
「する」設定時は、連続撮影可能枚数が大幅に少なくなります。
・・・大幅ってのが気になります。調べてみましょう。そういえば以前調べた「記録画質」の
中でも選択した画質によって「連続撮影可能枚数」が変化するんでした。その辺も含めて調べ
てみました。下の表でまとめてみました。
ファイン高画質からS3低画質までの場合 | ||||
色収差補正 | する | しない | ||
周辺光量補正 | する | しない | する | しない |
連続撮影可能枚数 | 3 | 9(9以上) | ||
LAW+ファイン高画質の場合 | ||||
色収差補正 | する | しない | ||
周辺光量補正 | する | しない | する | しない |
連続撮影可能枚数 | 2 | 3 | ||
LAW高画質の場合 | ||||
色収差補正 | する | しない | ||
周辺光量補正 | する | しない | する | しない |
連続撮影可能枚数 | 6 | 6 |
この表から「連続撮影可能枚数」に対する影響でわかることは
1)「色収差補正」によって枚数が変化する。
2) 「周辺光量補正」は「する」「しない」どちらを選んでも変化はない。
チョットその前に「連続撮影可能枚数」ってなんなの?・・いまさら なんなのですね。
試しに「記録画質」を「ノーマル中画質」に設定して「周辺光量補正」は「する」
「色収差補正」も「する」に設定して、「ドライブモード」を「連続撮影」で
シャッターを押し続けてみました。この設定では「連続撮影可能枚数」は3枚です。
結果です。3枚まではすばやい連写です。その後はチョット息継ぎしながらの連写です。
3枚で止まってしまう訳ではないんですね。私が思うにデータの処理が間に合わなくなって
しまっているんじゃないかなと思います。
私なりの結論です。
「周辺光量補正」の設定は「する」。「色収差補正」も「する」にします。
さて 次回です。グレーの四角い枠に中について調べてみます。
EOS Kiss X7i の中にはどんな種類のレンズの補正データが組み込まれているのでしょうか。
たしか・・フルサイズ用のEFレンズも取り付けができると思ったのですが、そのデータも
入っているんでしょうかね? その前にどうやって調べるんだっけ・・・・。