元町港突堤灯台(もとまちこう とってい とうだい)
東京都 大島町 (とうきょうと おおしままち )にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 3207 |
位置(緯度経度) | 34 45.1N,139 20.9E |
灯質 | 単閃緑光 毎3秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 13 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 7.5 水路通報30年270項にて変更 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 12 |
備考 | - |
訪問日 | 2022年 6月18日 |
マップコード | 786 282 726*62 |
ちなみに灯質欄の「単閃緑光 毎3秒に1閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「3秒の中でピカッと1回緑色せん光が点灯するもの」を繰り返すことになります。
灯台の位置です。伊豆大島は離島。東京から約110㎞、熱海から約45㎞の海上にあります。
伊豆大島へ行かれる方の情報として別ページの「伊豆大島 押さえておきたい5つのポイント」としてまとめていますのでご覧ください。
駐車する場所の御案内です。当日の発着港が元町港でしたら関係ないです。
小さくて見え辛い場合は上のGoogle Mapを拡大してみて下さい。
大島観光協会(大島観光案内センター)の西(画面の左)側に元町港利用者のための広い駐車場があります。
この駐車場に入る道路は反時計回りの一方通行。銀色の四角い屋根がある方向から入って、南(画面の下)側に抜けるようになっています。
海上保安庁さん制作の 「灯台ONEタップビュー ぐるっと360°」に「 元町港突堤灯台 」がありますので併せてご覧ください。灯台の中を見ることが出来ますよ(∩´∀`)∩ワーイ
朝から降り続いている雨は小雨ながら時々強く車のフロントガラス叩いてきます。
突堤の先は道路面に「関係者以外立入禁止」の文字が大きく書かれています。普段は「車止めアーチ」があるんでしょうが、荷物を載せたトラックが行き来するために取り外されていました。
突堤の先を見ると乗用車が何台か停まっています。釣り師が数名います。
雨を少しでも避けたいと突堤の先まで車で乗り入れたい衝動にかられましたが、やめときます。
こんなことで楽しい灯台巡りがつまらない旅になってしまいたくはありません。
そんな私の心がチョットだけ通じたのか、駐車場に着いた時は、チョットだけ、チョットだけですが小雨になってくれました。
なるべく灯台に近い位置に車を停めて、雨具の中にカメラを抱きかかえて行きましょう。
灰色の雲に包まれて灯台が建っていました。
青空だったらカメラ初心者の私だってもっと綺麗に撮ってやることが出来るんだけど。
でもこんな日もあります。もっと荒れた日だって灯台は毅然と立っているんでしょう。
下の写真の右側は大きな船が停泊していて荷物を降ろしています。
突堤では大きなトラックが数台停まっていて、その間ではフォークリフトが忙しそうに荷物を積んで走り回ります。雨が降っていても普段の光景なんでしょうね。
近づき過ぎては灯器を撮る事が出来ません。少し離れた位置から撮っておきましょう。
光達距離からLEDのⅤ(5)型と思われます。「灯台ONEタップビュー ぐるっと360°」の「 元町港突堤灯台 」での画像と灯器の形状が違っています。小型化されています。
灯台の全景です。
円筒鉄筋コンクリート造り。表面はタイル貼りになっています。
スポンサーリンク
基礎の部分は円錐状になっていて、大きな波に叩かれても踏ん張ってるぞ!!って言ってるようです。
電源となっている太陽電池モジュール(ソーラーパネル)です。全部で9枚。
揃って太陽の方向を向いています。
なぜ灯台の足元の波のかかりやすい場所に設置しているのでしょう?
私の勝手な想像・・妄想です。・・この勝手な想像の時間も楽しいのです。(^^ゞ
この灯台、改築されたのは平成9年。当時の灯器は白熱電球で、電源として商用電源を使用していた。
技術の進歩で灯器はLED化され電源は商用電源から太陽光発電設備へ。
ソーラーパネルをどこに設置するか? 灯器に近い方が波浪の影響は受けにくい・・でも光達距離を確保するにはそれなりのパネルの面積が必要となるが、デッキ面ではスペースが不足。
だったら波浪や衝撃に強いシッカリとした箱に収納して灯台の下に置くっきゃないね。
・・・楽しい妄想の時間でした。
ソーラーパネルを収納している箱の横に銘板が貼ってありました。
「耐波浪型ソーラーシステム・・・ムフフフフ・・妄想が合っていた。
「ソーラーアレイ№」・・アレイってなんだ?そのままアレイ(array)を調べると「配列」。
もっと詳しく知りたい方は「太陽光発電 アレイ」でググって見ても楽しいですよ。
初点記念額に挨拶しましょ。
こんにちは。あなたに会いたくて訪ねてきました💛
一番下の枠の右に「揮毫 増田 忠亮」と刻まれています。
揮毫者(きごうしゃ)とは 元となる文字を毛筆などで書いた人の名前ですね。
揮毫者には市町村長、海上保安部長さんの他にも地元の小中学生の名前もあります。
スッゴク良い記念になると思います。
出来たら私にも揮毫者になってくれないかってお話が頂けないかなぁ~。💓
どうすりゃ揮毫者に選ばれるんでしょうか?
おっと!その前に筆なんて小学生の習字の時間以外持ったことがありませんでした(;^ω^)
灯台さん ありがとう! 会えてよかった! また会えたら いいな💛
伊豆大島を時計回りに灯台を訪ね歩きます。
時刻は午後1時15分。伊豆大島出発時間の30分前の午後3時45分には岡田港に戻らなくてはいけません。
残された時間は2時間30分。時間に余裕があるのか分かりません (;^_^A
次は伊豆大島にある灯台5基の最後になる、大島北端の「伊豆大島灯台」を目指します。
その前に昼食時を過ぎていました。エネルギー補給です。
元町港は「東海汽船」さんの発着港。ターミナルの建物へ行けば簡単な物でも食事することが出来るでしょう。・・と行ってみたのですが、食堂はお休み (´・ω・`) 。
本日の発着港は岡田港でしたから、元町港のターミナルのお店は基本お休みみたいです。(;´Д`) 。
近くに食事ができるお店を探すのも残りの時間を考えると・・・せめて自販機で水分補給です。
元町港のターミナル内をウロウロしていたら時刻は午後2時に!!
残された時間は1時間45分。
急がなくちゃ、急がなくちゃ・・・「伊豆大島灯台」を目指します。
伊豆大島にある他の灯台こちら「岡田港防波堤灯台」 「竜王埼灯台」 「波浮港突堤灯台」「伊豆大島灯台」
スポンサーリンク