こんにちは! デジタル一眼レフカメラ初心者のデジイチ爺です。
一眼レフカメラの特長は自分のイメージに合わせて「レンズ」を交換できることです。
一眼レフカメラを買ってしばらくすると必ず今持っている以外のレンズが欲しくなります。
欲しくなって当たり前なんです。だってそのために一眼レフカメラを買ったんですからね。
でも、レンズってお高い!カメラ本体より高いなんて物がいくらもあります。
間違っても自分のカメラに使えない物を選んじゃったなんてことが無いようにまとめてみました。
その1です。
まずは取り付けることが出来るか「マウント」を確認しましょう。
レンズはどこのメーカーのカメラ本体にも共通に取り付けられるわけではありません。
キャノンさんだったらキャノンさん専用、ニコンさんだったらニコンさん専用 等々です。
更に同じメーカーであってもセンサー(撮像素子)の大きさ(フルサイズとかAPS-Cとかです)によって取り付けられない場合があります。
私の使用していいるカメラ キャノン EOS Kiss X7i(センサーサイズはAPS-Cです)の場合はAPS-C用のマウント「EF-S」とフルサイズ用のマウント「EF」は取り付けることが出来ますが、それ以外は基本的に取り付けは出来ません。
そしてフルサイズのカメラの場合はもちろんフルサイズ用のマウント「EF」は取り付け出来ますがそれ以外のAPS-C用の「EF-S」等には取り付けることが出来ません。
表にするとこのようになります。
レンズサイズ | |||
フルサイズ用 |
APS-C用 |
||
撮像素子 |
フルサイズ | ○ | × |
APS-C | ○ | ○ |
ただ、マウント変換用アダプターって言うものが有って取り付けが可能になる場合もありますが、非常にややこしくなりますので今回では除外します。
ニコンさん等の場合でも同じような感じです。
その2です。
レンズはカメラメーカーさんが作っているだけではありません。
レンズメーカー(と言ってもカメラ本体も作っている)のシグマさん、タムロンさん等々がキャノンさんやニコンさんのカメラ向けなどとして作っています。
レンズの型式ってそれぞれのメーカーさんによって独自に付けられています。
キャノンさんの場合です。
EF | 24-105㎜ | F4 | L | IS | Ⅱ | USM | |
EF-S | 35㎜ | F2.8 | マクロ | IS | STM | ||
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ |
①マウント種類(EF:フルサイズ、EF-S:APS-C)
②焦点距離範囲
③F値(解放F値)
④L(Luxury:高級)レンズ
⑤マクロ撮影可能
⑥手ブレ補正機構
⑦型式(リニューアルごとに数字が増えていく)
⑧フォーカス機構(USM:超音波モーター、STM:ステッピングモーター)
詳しくはこちら キャノンさんのレンズカタログです。
シグマさんの場合です。
17-70㎜ | F2.8-4 | EX | DG | OS | HSM |
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ |
①焦点距離範囲
②F値
③F値固定レンズ
④マウント種類(DG:フルサイズ、DC:APS-C、DN:ミラーレス)
⑤手ブレ補正機構
⑥超音波モーター
詳しくはこちら シグマさんのレンズカタログです。
タムロンさんの場合です。
実際にはこんなに長い型式はないのですが説明用としてください。
SP | AF | 70-300㎜ | F/4-5.6 | XR | Di | LD | Aspherical | [IF] | MACRO |
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑤ | ⑤ | ⑦ | ⑧ |
1:1 | VC | USD | G2 |
(A010) |
⑨ | ⑩ | ⑪ | ⑫ | ⑬ |
①高設計仕様
②オートフォーカス
③焦点距離範囲
④F値
⑤使用レンズ
⑥マウント種類(Di:フルサイズ、DiⅡ:APS-C、DiⅢ:ミラーレス)
⑦フォーカス方式([IF] インターナルフォーカス方式
⑧マクロ撮影可能
⑨最大撮影倍率(1:1 等倍)
⑩手ブレ補正機構
⑪駆動方式(USD:超音波モーター、PZD:定在波型超音波モーター、
RXD:ステッピングモーター、HLD:高低速トルク調整制御)
⑫デザイン№
⑬モデル№
詳しくはこちら タムロンさんのレンズカタログです。
まとめてみます。
と言っても私みたいな初心者向けのまとめ方です。
これだけは押さえておくべき項目です。
①焦点距離範囲
何を被写体として撮りたいかによって決まります。
これがハッキリしていないと言うことは買ったとしても使わなくなるでしょう。
②マウント
メーカー、センサーサイズによって取り付けが可能かの確認です。
③手ブレ補正
特に望遠レンズとなると必須条件です。
三脚に取り付けて撮るから大丈夫ってのは甘いです。
レフ板作動時の僅かなショック、シャッターを押した時の手振れ、風の影響によるフレ。
後でパソコンで確認したらブレブレだったなんてことが無いように必須です。
押さえておくことは以上の3っつです。
レンズを買ったら併せてレンズ保護用のフィルターも同時に購入しましょう。
大切なレンズに傷でもついたら大変ですからね。
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