浜名港背割提灯台(はまなこう せわりてい とうだい)
静岡県の浜松市(はままつし)浜名湖(はまなこ)が海に繋がっている所にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 2503 |
位置(緯度経度) | 34 40.8N,137 35.9E |
灯質 | 単閃白光 毎3秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 9.7 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 3 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 7.3 |
備考 | - |
訪問日 | 2019年7月29日 |
ちなみに灯質欄の「単閃白光 毎3秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は3秒間隔で1回ピカッと白色に光ることを繰り返します。
灯台の位置です。
「背割提」って聞き慣れない言葉です。調べてみました。
2本の川が上流から下流に向かって合流した地点で流れに乱れが生ずることがあるそうです。そこで合流を滑らかにすることを目的とした構造物だそうです。
「背」ではなくって「瀬」だったら「瀬割提」で「瀬」を割っているというイメージが湧くのですが、このような形状になっている部分は「背割り」って書く場合が多いようですね。
アクセスです。
「浜松市舞阪表浜駐車場」の最も西側に車を停めるのがベストです。
但し、この駐車場は有料です。2019年6月時点では1回当たり410円。
駐車場の入り口は駐車場の東側、6本の道が集合した箇所になります。
お金の惜しい方は他の場所で路上駐車でも良いのですが国道1号線バイパスが遮っていて海岸に出るにはチョット大変です。
駐車場の西側端には海岸に行くための階段なんかがあって歩きやすいですし、国道1号線バイパスの下をくぐって海岸へ行けるようになっています。
この駐車場、海で釣りやサーフィンなど海遊びを楽しむためのようですね。410円は高い!
海側から浜名湖に向かっての撮影です。
国道1号線バイパスの橋の向こう側に灯台が見えます。
この写真を見ると灯台はコンクリートブロックの上に建っていて、周囲をテトラポットでガードされているように見えますね。 でも違います。 寄ってみましょう。
この灯台は2013(平成25)年10月1日、「灯標」から「灯台」に名称変更になっています。
機能、構造等は変更はなく名称だけが変更されました。
大きさから言えば「灯台」の方が合っていますよね。
灯台は水の中に完全に独立して立っています。
4本脚ですね。 足の部分をズームアップしてみましょう。
4本足で上の部分がショートパンツをはいたように一回り大きくなっていますね。
コンクリートのようですがところどころ欠けているのが見えます。
灯台に上陸(?)するための梯子がありますが、今にも壊れそうで恐そうですね。
ロープは壊れて流れていかないようにするためですかね? ショボい。
上の方を見てみましょう。
灯塔の大きさにしては小さなLED灯器と太陽光発電パネルが見えます。
灯塔の材質がわかりません。
コンクリート製では無いようですね。タイルも貼られていません。
FRP製でもないようですし。鉄 もしくはアルミニウム製ですかね?
ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示をお願い致します。
この日は風もさほどなくって良い天気でした。
灯台の周辺は良い釣りポイントなのでしょうね。多くの人が釣りを楽しんでいます。
中にはボートを出している人もいます。
そのボートがかなり早い速度で流されています。それも河口側から浜名湖側へ。逆流?
浜名湖は海の干満で水が出たり入ったりしています。今は満潮に近いようです。
このような灯台を見るといつも思うのですが、どうやって造ったんだろう?って不思議でたまりません。 想像できますか?
灯台さん ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか? 「灯台リストへ」
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