灯台を訪ねて- チゴキ埼灯台 Chigokisaki

チゴキ埼灯台(ちごきさき とうだい)

秋田県の最も北に位置する山本郡八峰町八森チコキ(やまもとぐん はっぽうちょう はちもり ちこき)にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 1422(M7055.5)
位置(緯度経度) 40 24.9N,139 56.9E
灯質 単閃白光 毎5秒に1閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 47
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 18
構造 白塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 13
備考 明弧 318°~146°
訪問日 2019年 9月 9日
マップコード 922 294 337*52

ちなみに灯質欄の「単閃白光 毎5秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は5秒間隔で1回ピカッと白色に光ることを繰り返します。

灯台の位置です。

チゴキ・・・カタカナで表される灯台って北海道などに多いですよね。
元々はアイヌ語で無理やり漢字を当てはめていますが、当てはめきれない名前。
ここの灯台名もそうなのかなと思って調べてみましたが分かりませんでした。
灯台の建っている住所「八峰町八森チコキ」の「チコキ」から来ているのでしょうかね?

灯台の足元まで車で行くことが出来ます。
灯台へ入る細い道の反対側には広い駐車場もあります。
駐車場から灯台までの距離は約100m。歩いて行きましょう。

灯台を後頭部?側からの写真です。入り口はこちら側にあります。
四角の柱を3本合わせたような形をしています。
中央が灯塔。こちら側から見て建物の幅約1.7m、奥行約2.5m、高さ13.32mです。
左側は管制器室です。幅約2.7m、奥行き約4m、高さ約6m。
右側は倉庫です。幅約3.3m、奥行き2.8m、高さ約2.7m。

灯台敷地入り口左に周知板がありました。

灯台敷地入り口に門札がありました。「チゴキ埼灯台」に間違いありません。
この門札、綺麗なのでまだ新しいみたいですね。

さて、初点記念額に挨拶致します。
読みにくいですね。
「チゴギ埼灯台」と読めます。「コ」と「キ」に濁点が点いているように見えます。
その下は「初点」 「昭和二十九年四月」と読めます。
なんだ! 私より半年ほど若いじゃないですか。

普段は撮った後の写真を編集などしない「撮って出し」を基本としているのですが、「チゴギ埼灯台」の文字が気になって、上の写真からトリミングをしてみました。
「コ」の濁点はチョット離れていますから「ゴ」ではなくて「コ」のようです。
「キ」の濁点はチョットくっつき過ぎの感じですが「ギ」のようです。
そうなると「チコギ埼燈台」となります????
ある情報によりますと「チコギ埼燈台」から「チゴキ埼燈台」に名称変更されたようです。
何しろこの灯台、ググってみると色んな名前が出てきます。
「チコギ埼燈台」「チゴキ埼燈台」「チコキ灯台」「チコキ岬灯台」・・・???
このブログを書いていても、こんがらがってしまいます。

灯台を海側から見ます。
灯器室の海側はヘルメットのように円形になっています。
灯台へ電線が繋がっていますから商用電源を使用しているようですね。

灯器室をズームアップしてみます。
灯器が見えます。橙光会さんの資料によりますとレンズはLBー40M改だそうです。

レンズをもう少し大きくしてみましょう。
レンズは全部でいくつあるのでしょうかね? 明弧の範囲が188°。
5つあるように見えました。

360°の映像です。

チゴキ埼灯台 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

ありがとう!会えてよかった!
「これからも元気でしっかりガンバレヨッ!」って言ったら。
「おまえもな!」って返してくれたような気がしました。

さて、次はどの灯台へ行ってみましょうか。    「灯台リストへ」


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