灯台を訪ねて-姫川港沖防波堤東灯台 Himekawa Ko

姫川港沖防波堤東灯台(ひめかわこう おきぼうはてい ひがしとうだい)

新潟県糸魚川市(にいがたけん いといがわし)にある灯台です。
※九管区水路通報31年103項によりますと平成31(2019)年3月頃に灯台の高さが変更されています。
抜粋転記します。
(変更前)地上から構造物の頂部まで12メートル。
     平均水面上から灯火まで17メートル。
(変更後)地上から構造物の頂部まで13メートル。
     平均水面上から灯火まで18メートル。
どちらも1m高くなっていますね。後で変更前後の形状を確認してみましょうね。

航路標識番号(国際番号)1294
位置(緯度経度)37 03.1N,137 51.0E
灯質単閃赤光 毎3秒に1閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m)18
光達距離(M:海里(1M=1852m))5
構造赤塔形
高さ(地上から構造物頂部:m)13
備考
訪問日2022年 5月 31日
マップコード314 462 819*17

ちなみに灯質欄の「単閃赤光 毎3秒に1閃光」とは?

海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「赤色せん光が3秒に1閃光規則的に点灯するもの」を繰り返すことになります。

灯台の位置です。
沖防波堤は「姫川港港湾統計資料」によると平成13年11月16日に完成しています。灯台の建っている沖防波堤は陸続きではありません。灯台に貼られている「初点記念銘板」には何と書かれているんでしょうね。どこまで近づけるのか調べてみます。
灯台から一番近くて陸続きとなると西側に延びている防波堤。でもやはり防波堤の付け根に「立ち入り禁止」の看板とフェンスがあります。あえて無視すれば行けないこともないのですが、数年前に事故があり、見つかると通報されるようですよ。通報されるのはもちろん困りますが、それ以前に大人なんだから「立ち入り禁止」の先へは行っちゃだめですよね。(;^_^A

撮影ポイントを探すには事前にグーグルマップなんかで調べてはいるのですが、やはり現地確認は欠かせません。海側に延びる国道8号(糸魚川バイパス)は交通量が多くて撮影ポイントを探しながらゆっくり走っていては後ろからあおられそう。車を一時的に停める場所も見当たりません。(-_-;)
灯台までの距離は1000m程ありますが「日本海展望台」の名前に惹かれてこの場所に決定します。グーグルマップを拡大して見ると道路を隔てた南側交差点角に「日本海展望台駐車場」や公衆トイレなんかもあるんで助かりますね。

Google Map

駐車場にあった看板です。
安心して「日本海展望台」へ行くことが出来ます。 「海望展望台」との違いがチョットだけ気になりますが、違法駐車で怒られることはないでしょう。
この写真はスマホで撮っています。「テキスト」モードで撮ると余計な部分はトリミングしてくれるのでラクしちゃってます。

撮影情報  OPPO Reno5 A 1/2500秒。 f/1.7 4.73mm ISO100

訪ねた日は平日。駐車場は私専用みたいな感じで助かりました。
「日本海展望台」へ行くには交通量の多い国道8号(糸魚川バイパス)を横切るのですが、横断歩道なんてありません。でも大丈夫。 手前に見える青い斜めの屋根の建物は「日本海展望台」に繋がる地下道になっているんですね。

撮影情報  Nikon COOLPIX P900 1/200秒。 f/8 4.3mm(24mm相当) ISO100

地下道の壁に貼られていた「日本海展望台」の紹介板です。
これもスマホでの撮影です。ISOの数値は間違いではありませんよ。(;^ω^)

撮影情報  OPPO Reno5 A 1/30秒。 f/1.7 4.73mm ISO2120

「日本海展望台」2階部分がデッキになっています。
風が・・・風が強くて両足で踏ん張っていないとあらぬ方向へ持ってかれそうな強風が吹いています。
デッキの手摺に寄りかかってカメラを持った両腕もデッキに当てて固定しての撮影です。
空気がもやっています。・・うまくピントが合うかな・・・。

撮影情報  Nikon COOLPIX P900 1/200秒。 f/8 13.4mm(75mm相当) ISO100

ブログのアイキャッチに使った写真です。
灯台の内部へ入る入り口がこちら側を向いています。でも1000mもあるし、こんな空気がもやっている状態では初点記念額の撮影なんて無理なようですね。

撮影情報  Nikon COOLPIX P900 1/200秒。 f/8 62.5mm(350mm相当) ISO100

少しズームアップ。
平成31(2019)年3月頃に灯台の高さが変更され1m高くなりましたがどこが変わったのでしょうかね。
変更前に訪れた灯台好き先輩諸賢の写真と見比べてみた結果。灯器の下にある台座の金具が長くなっているようです。変更前は灯器の位置がデッキ手摺上部と同程度の高さだったものが、変更後は大分と言っても1mはないかもしれませんが長くなっているようです。
ただ、疑問点が一つ。地上から構造物の頂部まで、そして平均水面上から灯火までの高さがそれぞれ同じく1m高くなっているって事は、灯器の左側に見えている避雷針も1m高くなったのでしょうか?
先輩諸賢の写真と見比べても変化ないように思うのですが、避雷針は「構造物」から除外しているのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示下さい。<m(__)m>

撮影情報  Nikon COOLPIX P900 1/200秒。 f/8 152mm(850mm相当) ISO100

灯台全体の写真です。
標準型防波堤灯台。鉄筋コンクリート造りのRLB型のようです。
コンクリート作りの場合、耐久性などを高める目的で表面にタイルを貼っている例が多いのですが、この灯台はタイル貼りではないようです。塗料を厚塗りしているようですね。

撮影情報  Nikon COOLPIX P900 1/200秒。 f/8 357mm(2000mm相当) ISO100

灯台の上部です。
イマイチピントが甘い!! 空気がもやっていて、風が強くって・・・これで精いっぱい。
LED灯器と太陽電池モジュール(ソーラーパネル)のセットです。

撮影情報  Nikon COOLPIX P900 1/200秒。 f/8 1071mm(6000mm相当) ISO100

風が一段と強くなってきました。吹き飛ばされない前に退散しましょう。
灯台さん  ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。        「灯台リストへ」

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