EOS Kiss X7i の「MENU」ボタンで何が出来るのか?
今回は前回に引き続き静止画 撮影1 記録画質について勉強していきます。
左は記録画質毎の「記録画素数」と「ファイルサ
イズ」の表を使用説明書から一部抜粋・編集した
ものです。この表を見て疑問点が出ました。
その疑問点を解消していきましょう。
今気づいたのですがS2とS3を除いて「高画質」「中画質」「低画質」ともに「ファイン」
と「ノーマル」の「ファイルサイズ」ちょうど半分になっているんですね。気づくのが遅いで
す。そういえば前々回のブログ「記録画質その2」の中で「ファイン」は圧縮率が約1/4で
「ノーマル」の場合は約1/8だってことを知りました。「ファイン」と「ノーマル」の
ファイルデータ量は半分なんですね。
「記録画素数」と「ファイルサイズ」の数値が何を意味しているのか?
その前に「記録画素数」って何?「ファイルサイズ」ってなんのこと?今さら何 言ってんの
って思いますけど このへんを理解しておかないと・・・基本が第一ですよね。
「記録画素数」そのものズバリでググってみると
カメラメーカーのオリンパスさんが作っている
「デジタルカメラ用語辞典」の中にありました。
もうひとつ ウェブリオ株式会社さんが運営して
いるIT用語辞典「BINARY」の中にありま
した。「記録画素数」って特殊な場合を除いて
「有効画素数」と同じなんですね。そこでEOS Kiss X7i の「有効画素数」は主な仕様を見ると
カメラ部有効画素数 約1800万画素・・・上の表の「記録画素数」と同じ・・近いですね。
「ファイルサイズ」に関してです。
画像として記録(ファイル)する時のデータの大きさ(サイズ)の事のようです。
単位は「MB」メガバイトですね。実際に各設定でテストしてみました。下の表です。
この表はなんなのって結果でしょ。
一番右のファイルの大きさ(画素)は記録画素数の確認が出来たというだけの内容です。
テスト1とテスト2の違いですが
テスト1は被写体(人形)がひとつで照明が少し暗いがストロボを使用するほどではない。
テスト2は被写体が5つで照明を全光(明るく)にしました。従ってF値(露出)が少し
異なる程度です。
傾向としては同じ感じです。でもバラツキは結構ありますね。JPEGの特性のようです。
JPEGって人の目に気づきにくい部分をうまい具合に圧縮するみたいです。
次に「RAW(ロー)」です。これはファイルサイズが他に比べて極端に大きいですね。
JPEGはデータを圧縮しているのに対してRAWは圧縮していない生のデータです。
画像データを取り込んだ後に加工、編集することを前提にしたモードですね。
フィルムの時代では考えられないですよね。確かに良い写真を創りたい、残したい人には
必要なデジタルならではの素晴らしい機能なんでしょうが・・・私は使わないと思います。
私なんかの超ド素人のカメラ初心者が生意気の
ようですが「写真」・・真を写す から離れて
いってしまっていると思うからです。
芸術作品を創って人に楽しんでほしいという人に
は必要不可欠な良い機能でしょうね。
それからすると「私は使わない」ではなくて「私には使うだけのセンスがない」ってこと
か・・・・当たっているから反論の余地がありません (;^_^A
「記録画素数」と「ファイルサイズ」の数値に関してはなんとなくですが理解できました。
次の疑問です。 せっかく1800万画素あるのに画質をおとすのはファイルサイズを落とすだ
けの目的? について勉強していきます。