前回ブログ「EOS Kiss の MENUボタンで静止画1ストロボ制御 外部ストロボ機能設定とは?」の続きになります。
ストロボを「NEEWER」製の型式「NW680/TT680」に交換します。「NW680/TT680」はキャノンさんの E-TTL Ⅱの機能を持ったカメラ用として作られています。
但し、キャノン純正で同仕様のストロボと全く同じ機能であるかどうかの比較はしていません。
EOS Kiss X7i の使用説明書のストロボに関するページにも書かれていますがカメラとのマッチングも有り、ストロボの使用説明書と見比べながらの使用となります。
更に使用説明書の310ページの下に注意として「●他社製の特定カメラ専用のストロボ、およびストロボ用付属品を使用すると、カメラが正常な機能を発揮しないばかりでなく、故障の原因になります。」・・・・・チョット怖い(;^_^A
さて取り付けです。
ストロボの電源スイッチをON。カメラの「MENU」ボタンから「静止画1」⇒「ストロボ制御」⇒「外部ストロボ機能設定」を選択すると・・出ました。
前回の型式「TT560」のストロボでは「未対応」ってはねられましたが「NW680/TT680」の場合は表示してくれました。
(良かった・・・未対応ってはねられたらどうしようかって 内心ドキドキでした)
表示を見ると・・・正直言って何のことやら分かりません。
とりあえず「ETTL」が赤い枠で表示されているんでそれを選択「十字キー」の「SET」ボタンを押します。
こんな表示に変わりました。
選択肢は三つですね。
使用説明書の絵と異なります。
使用説明書の221ページにある絵です。
選択肢は六つあります。
やっぱりキャノン製じゃないと選択肢が少なくなってしまうんですかね。?
色々と調べてみると発光モードによってその他の選択が変わっていくようです。
M(マニュアル発光)の場合です。
MULTI(マルチ発光)の場合です。
それぞれに更に選択することが出来ます。どんな選択、設定があるのか表にしました。
ETTL(E-TTL Ⅱ)の場合です。
チョットだけ補足です。
※1、Zoomって何?
カメラのレンズには焦点距離ってものがあり、その焦点距離によって画角が変わって写る範囲が変わってきます。ズームレンズの場合は焦点距離が伸びたり縮んだり、それに伴って写る範囲も狭くなったり、広くなったりします。
写る部分だけの範囲にストロボの光を当ててやる それがZoomの機能です。 「AUTO」はカメラの設定に追従してくれます。数値の部分はマニュアルで好みで設定が可能です。
※2、FEBって何?
Flash Exposure Bracketing フラッシュエクスポージャーブラケッティングの略です。 (日本人ってのはすぐに人には分からない頭文字を並べるのが好きなようですね) キャノンさんのホームペー「知っておこう!ストロボ用語集」の中にFEBの概略説明が載っています。
M(マニュアル発光)の場合です。
MUTI(マルチ発光)の場合です
チョットだけ補足です。
※3、マルチ発光って何?
キャノンさんのストロボの使用説明書から引用させていただくと、「低速シャッターでマルチ発光を行うと、一枚の写真の中に連続した動きを分解写真のようにして、重ねて撮影することができます。 マルチ発光では発光量、発光回数、発光周波数(1秒間の発光回数=Hz)を設定します。」
ホントにこんなスゴイことが出来るのでしょうか?
デジイチ爺の基本方針は出来るだけ(自分の都合で出来ないものはやらない)実験、テストをやってみて頭より体で覚える!なのです。
ヨシ!やってやろうじゃないか!
でもね、でもですよ。このページの前にも書きましたが、カメラとストロボの相性ってもんがあって、ましてやキャノンさんのストロボではありません。その辺を納得した上で進めます。
今回のページは黒っぽい液晶画面の写真とか表ばかりで華やかさがないですね。 次回は華やかさも織り交ぜたらと思いつつ 実験、テストです
テスト結果が出ましたら「EOS Kiss のMENUボタンで静止画1 ストロボ制御 外部ストロボ機能設定とは?その3」として書きますね。