デジタル一眼レフカメラ キャノンEOS Kiss X7i を対象としてMENUボタンで設定する静止画撮影2の中の上から3段目「MWB画像選択」についての学習です。
MWBって何? BMWなら知っていますが。(;^_^A
日本人は仲間内にしかわからないような短縮文字を作るのが好きなようです。
先ずは使用説明書を確認です。使用説明書の137ページです。
WB:ホワイトバランス(White Balance)の頭に M:マニュアル(Manual)をくっつけてMWB:マニュアルホワイトバランス(Manual White Balance)の略だそうです。
使用説明書の抜粋です。
・・・・なんだか難しそうですね。 先ずは ホワイトバランスって何だろうの疑問を解明しないと進めないようです。
さっそくググってみますと各カメラメーカー揃って詳しく説明されています。 って言うことはカメラを知る上での基本なんでしょうね。
各カメラメーカーのホワイトバランス解説へのリンクです。
「キャノン」「ニコン」「ソニー」「オリンパス」そして・もういいかな。
オオザッパに言ってしまうと光源の色の違いに関わらず白い物は「白」に撮れるようにすることのようです。
電球の色は黄色っぽい。蛍光灯の色は青っぽい。その光を受けた白いものは光源となっている物の色に影響を受けて黄色っぽくなったり、青っぽくなったりします。それを補正して「白」は「白」に撮れるような機能なんですね。
では何でそんなに「白」にこだわるのかですが、「光の三原色」でググると分かります。
「光の三原色」赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)が同率で交わると「白」になるんですね。
「光の三原色」のバランスが取れた状態であれば「白」は「白」に見えることとなり、他の色も追従して本来の色になっていると考えているようです。
・・・「白」を色々と調べていくと疑問が生じます。
そもそも「白」って何?素朴な疑問です。本当の「白」って見ることは出来るのでしょうか? どうやらダメのようです。白っぽいだったらいくらでもありますが・・・なんだか「哲学的」になってきました。
そして何で「白」は「白」でなければならないのか・・「赤富士」って見たことありますか?
夕日を受けた富士山が赤く染まる情景です。
色んな条件が重なって初めて見ることの出来る姿です。特に雪なんかが積もっていて白い場合は赤く染まって輝いて見えてその美しさは倍増されるようです。
そこで雪は「白」なんだから白く写るように「ホワイトバランス」を調整して・・・??? ぶち壊しです。 いや、ぶち壊しじゃないかもしれません。
撮影者の意図は光源の色を無視して雪の白さを撮りたかったのであれば・・それも有りかもしれません。
ホワイトバランスの設定は撮影者の意図をカメラに確実に伝えてやる手段の一つなんでしょうね。
今回は哲学的なお話が長々となってしまい、MWBの学習が進みません。
少し長くなってしまいました。 続きは次回2です。