灯台を訪ねて-佐渡浦川港東防波堤灯台 Sadourakawa Ko

佐渡浦川港東防波堤灯台(さど うらかわこう ひがしぼうはていとうだい)

新潟県の離島、佐渡市にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 1332.4
位置(緯度経度) 38 12.0N,138 29.3E
灯質 単閃赤光 毎4秒に1閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 8.5
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 3
構造 赤塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 4.9
備考
訪問日 2019年5月22日

ちなみに灯質欄の「単閃赤光 毎4秒に1閃光」とは?

燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は4秒間隔で1回ピカッと赤色に光ることを繰り返します。

灯台の位置です。

佐渡へは新潟市の新潟港と佐渡市の両津港を結ぶ航路と、新潟県上越市の直江津港と小木港を結ぶ航路があります。どちらも佐渡汽船を利用します。
佐渡へ行かれる方へ、特に車で渡航するためにフェリーを利用される方は事前に佐渡汽船さんのホームページの中の「割引情報」のページをチェックしてください。往復で1万円程度もお安く利用できるかもしれません。
佐渡へ行かれるなら「さどまる倶楽部」も事前にチェックしておくとお得ですよ。

佐渡島の海岸線に沿って走る佐渡一周線(県道45号線)のすぐ横に浦川港があります。
漁港を大きく左手で包み込むように作られた防波堤で、その先に灯台が立っています。
岸から灯台まで防波堤が切れ目なく続いていて歩いて行けそうですが、いつもの「立ち入り禁止」の看板が行く手をふさいでいます。
岸から灯台のある先端までの防波堤の長さ約350m。
灯台に近い岸から望遠ズームで狙いましょう。佐渡一周線の横からでも狙えそうな処理です。

焦点距離35㎜判換算約150㎜での撮影です。

少しズームアップしてみましょう。
焦点距離35㎜判換算約380㎜での撮影です。

標準的なFRP製の灯台です。
取っ手が4箇所ついています。
一番上の取っ手の先端が曲がっていない物を「掴み金物」、その下3箇所の先端が曲がっている物を「固定ステップ」と設計図面上では表記しています。
その下に向こう側に3箇所、こちら側に2カ所、90度の位置関係で取り付けられてるのが「脱着ステップ」と言います。この「脱着ステップ」に外径19mmほどの棒を差し込んで足掛かりにします。
こちら側からは初点プレートが見えませんね。初点プレートって設計図面上では板の厚みが薄いものは「初点記念銘鈑」で厚く文字が浮きだしている物を「初点記念額」って言うようです。

ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか?       「灯台リストへ」


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デジイチの上サイドバートップ
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