灯台を訪ねて-平沢港東防波堤灯台 Hirasawa Ko

平沢港東防波堤灯台(ひらさわこう ひがし ぼうはていとうだい)

秋田県にかほ市の平沢漁港にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 1391
位置(緯度経度) 39 17.8N,139 57.6E
灯質 単閃緑光 毎4秒に1閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 8.4
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 3
構造 白塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 4.7
備考
訪問日 2019年 9月 7日

ちなみに灯質欄の「単閃緑光 毎4秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は4秒間隔で1回ピカッと緑色に光ることを繰り返します。

灯台の位置です。

灯台へ続く防波堤は陸続きで歩いて行くことが出来ます。
よく見ると防波堤の上に釣り人が数人いました。
右側に突き出た堤防の先に平沢港東防波堤灯台が見えます。
でも、防波堤の根元に近づくと、いつもの「立ち入り禁止」の看板とフェンスがあります。
フェンスには有刺鉄線のようなものが巻き付けられています。 
看板を読んでみると「釣り人の転落事故が多く発生しております。・・うんぬん・・・。」
自分は釣り人ではないし・・・・でも大人の解釈をして立ち入るのはやめましょう。
灯台に近い場所からの望遠撮影です。

灯台までの距離約400m。焦点距離35㎜判換算約700㎜。

ズームアップしてみます。焦点距離35㎜判換算約1800㎜。
防波堤灯台によくみられるFRP(強化プラスチック)製の灯台ですね。防波堤灯台の形なんかは数種類に標準化されていて、ここの灯台の型式は「FLD型」だと思われます。
たぶん合っている。

この型の灯台を見るといつも思うのですが、海の生き物で砂地の中からヒョイって細長い体を半分出して周囲をうかがっているやつ・・・・なんていったっけ?

そうそう、「チンアナゴ」って言うんでした。 ねっ!似てるでしょ。

上部をズームアップです。焦点距離35㎜判換算約3600㎜。
灯器はLED。電源は太陽光発電システムです。
灯器の頭に出ているのは「鳥よけスパイク」って名前で鳥のフン害を防止する役目をしています。
この写真では見えにくいのですが太陽光発電パネルの周囲にも鳥よけ用の針金(鳥よけ金具って言います)が四隅に取り付けてあります。でもよく見ると曲がっちゃってますね。

私はトリミングせずに「撮って出し」を基本としています。
「焦点距離35㎜判換算約3600㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。

同じNikonさんからCOOLPIX P1000ってカメラが出ています。
レンズは光学125倍ズームですって!! 手に取って見てみたいですね。
私に扱いきれるでしょうか? 価格はP900の約2倍。
でもこれくらいのズームレンズ単体だって価格はP1000の10倍以上しますから、安い買い物かもしれませんね。

灯台さん  ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。        「灯台リストへ」


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