札前港西防波堤灯台(さつまえこう にし ぼうはていとうだい)
北海道松前郡松前町(ほっかいどう まつまえぐん まつまえちょう)にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 0638 |
位置(緯度経度) | 41 28.1N ,140 01.7E |
灯質 | 群閃緑光 毎6秒に 2閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 13 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 5 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 11 |
備考 | - |
訪問日 | 2019年 9月12日 |
マップコード | 862 168 835*35 |
ちなみに灯質欄の「群閃緑光 毎6秒に 2閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「1周期を6秒としてその間にピカッ、ピカッと2回連続して光る」を繰り返すことになります。
灯台の位置です。
灯台の立っている防波堤は陸続きで歩いて行くことが出来ます。
防波堤西側の根元付近には車を停めておけるスペースもあります。
漁師さんたちの邪魔にならない場所に車を停めて歩いて行きましょう。
防波堤の長さは300mチョットかな。
先ずは灯台の遠望です。
灯台と港の雰囲気が伝わるかなって撮った一枚。
写真の右側遠くに島が写っています。防波堤の階段を登り切ったあたりに後ろに松前小島が!
松前小島の右には小さく大ヒヤク島(おおひやくじま)が見えています。
この堤防は灯台手前のケーソンが一部高く作られています。写真で見えている階段を登って、灯台の建っているケーソンには取り付けられた梯子を使って降りるような格好です。
家に帰った後で良く見たら大変な物が写っていました。
良~く見ると松前小島と大ヒヤク島の間には小ヒヤク島(こひやくじま)見えているじゃありませんか。更にさらに良~く良~く見てみたら松前小島の中央付近にはボンヤリとですが松前小島灯台が見えているではありませんか!! 20㎞以上離れ定期航路なんて無くって船をチャーターするしか手がなく見えないもんだと諦めていた灯台です。
なんとか機会を作って再挑戦してみたいものです。
防波堤を歩いて高くなったケーソンに登る階段です。
けっこう高い。手すりが合って良かった。灯台の頭部分しか見えていません。
階段を登り終わって高いケーソンからの灯台全景です。
標準型防波堤灯台 旧型式の防D型と思われます。
灯台の写真を撮る時はいつも見上げる場合が多いのですが、今回は見下ろすまでは行きませんが良い感じで撮る事が出来ました。
ここから灯台に近づくにはケーソン側面に取り付けられた梯子を使って降りることになります。
灯器はLED。踊場(デッキ)の手摺に太陽電池モジュール(ソーラーパネル)が取り付けられています。
灯台の表面は厚く塗装処理されていました。でも塗装に亀裂が合って剥がれかかっている部分があります。過酷な環境で戦っている傷跡のようで可哀そう。
初点記念額に挨拶します。
初点 昭和49年。 まだ新しい・・・どうも自分の歳と比較して考えてしまうのでが、すでに45年以上過ぎているのですね。
ありがとう!会えてよかった!
「これからも元気でしっかりガンバレヨッ!」って言ったら。
「おまえもな!」って返してくれたような気がしました。
さて、次はどの灯台へ行ってみましょうか。 「灯台リストへ」
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