秋田第2南防波堤北仮設灯台(あきた だい2 みなみぼうはてい きた かせつ とうだい)
秋田県 秋田市にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1395.6 |
位置(緯度経度) | 39 47.0N,140 00.2E |
灯質 | 群閃赤光 毎5秒に 2閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 6.5(追加表 第17号 2018年11月9日発行により変更) |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 5 |
構造 | 赤塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 2.3 |
備考 | - |
訪問日 | 2019年 9月 8日 |
ちなみに灯質欄の「群閃赤光 毎5秒に 2閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「1周期を5秒としてその間にピカッ、ピカッと2回連続して光る」を繰り返すことになります。
灯台の位置です。
灯台のある一連の防波堤は陸続きの「旧南防波堤」、秋田南防波堤灯台の立っている「第1南防波堤」、更に沖に伸びた今回訪れた秋田第2南防波堤北仮設灯台の立っている「第2南防波堤」と続いています。
なぜ仮設灯台なんだろうって考えてみました。ここから先は私の勝手な想像です。(;^ω^)
『第1防波堤の先端ではない中途半端な位置に「秋田南防波堤灯台」が立っています。
灯台が造られた時は第1防波堤の先端だったんでしょうね。
第1南防波堤の延伸工事がされて、更に少し離れた先に第2防波堤の延伸計画があったことから、その都度この「秋田南防波堤灯台」を移設していたんでは費用がかさんでしまいます。
防波堤の工事が全て完了したら移設しましょって事だと思います。
でも、それまでは海の安全のために防波堤の先端には移設の簡単な仮設の灯台を置きましょう。それが「秋田第2南防波堤北仮設灯台」なのでしょう。
だから灯質(群閃赤光 毎5秒に 2閃光)も同仕様にしときましょう。』だと思います。
この灯台は陸から離れた沖灯台で歩いて行くことは出来ません。
最も近い場所を探して望遠撮影をします。
秋田港のように大きな港の岸壁は私有地が多くてフェンスで囲まれている例が多く、秋田港もフェンスと「立ち入り禁止」の看板が行く手を遮ります。
最も近い場所は灯台のほぼ真東の砂浜の海岸。灯台までの距離約3200mもあります。
焦点距離35㎜判換算約5600㎜。
ズームアップしてみます。焦点距離35㎜判換算約8000㎜。
親指みたいな感じのスタイルです。
距離が3200mもあると海からの蒸気や空気の揺らぎなどでクッキリとした写真になりませんでした。また、風の影響でカメラを持っている手が揺れて固定できません。
三脚で固定しても揺れて、フレームに収まったのは数十枚撮って2枚だけでした。(^^;)
私はトリミングせずに「撮って出し」を基本としています。
「焦点距離35㎜判換算約3600㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。
同じNikonさんからCOOLPIX P1000ってカメラが出ています。
レンズは光学125倍ズームですって!! 手に取って見てみたいですね。
私に扱いきれるでしょうか? 価格はP900の約2倍。
でもこれくらいのズームレンズ単体だって価格はP1000の10倍以上しますから、安い買い物かもしれませんね。
灯台さん ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。 「灯台リストへ」
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