鼠ヶ関港東防波堤灯台(ねずがせきこう ひがしぼうはていとうだい)
新潟県との境、山形県鶴岡市にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1365 |
位置(緯度経度) | 38 33.7N, 139 32.6E |
灯質 | 等明暗緑光 明3秒 暗3秒 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 13 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 9 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 9.5 |
備考 | - |
訪問日 | 2019年9月 5日 |
ちなみに灯質欄の「等明暗緑光 明3秒 暗3秒」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
「点灯時間と消灯時間が等しく点滅するもの」
この灯台の場合を図にしてみましょう。 光の色は緑色です。
明3秒 | 暗3秒 |
← 1周期6秒 → |
「明3秒 暗3秒 」計6秒を1周期として繰り返すこととなります。
灯台の位置です。
灯台に続く防波堤は陸続きで歩いて行くことが出来ます。
嬉しいことに防波堤の根元近くまで車で行くことが出来ます。「立ち入り禁止」の看板もありません。いつもこうだと有り難いのですが。
陸地から灯台まで電柱が並んで立っています。電源は商用電源を用いているようですね。
灯台のある防波堤先端は釣りを楽しんでいる方がいました。
釣り師の向こう側にある赤い航路標識はかつて鼠ヶ関港西防波堤灯台(赤塔形)が立っていた場所です。2018年に西防波堤灯台は移設されその跡地に「鼠ヶ関港簡易標識3号」という名前の航路標識が建てられました。
コンクリート製で表面はタイル貼りになっています。
上部を見てみましょう。
てっきり灯器はLEDかと思っていたのですが・・・。
なんと、なんとフレネル式レンズじゃないですか!
恥ずかしいことに取材旅行を終えて写真を見直しているときに気付きました(;^ω^)
商用電源を用いている理由がわかりました。
普段は撮った後のデータは編集などしない「撮って出し」を基本にしているのですが、今回はこの大きさの灯台でフレネル式レンズを使用しているなんて、ある意味「絶滅危惧種」を発見したような気持ちでシッカリと見ていただきたく、トリミングしてみました。
ねっ、ねっ! 玻璃板(ガラス板)内側の灯室いっぱいに詰め込まれたようなフレネル式レンズが見えますよね。
ありがたや、ありがたや。良いものを見せていただいた。
これで寿命が5年伸びた???
初点記念額です。
枠の左下に「揮毫者(きごうしゃ)」(これを書いた人)の名前が刻まれています。
「揮毫者 温海町長 本間 ○〇」
ありがとう!会えてよかった!
「これからも元気でしっかりガンバレヨッ!」って言ったら。
「おまえもな!」って返してくれたような気がしました。
さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか? 「灯台リストへ」
スポンサーリンク