灯台を訪ねて-秋田南防波堤灯台 Akita

秋田南防波堤灯台(あきた みなみ ぼうはていとうだい)

秋田県 秋田市にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 1395.8
位置(緯度経度) 39 46.3N,140 00.9E
灯質 群閃赤光 毎5秒に 2閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 19
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 7
構造 赤塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 16
備考 一時業務休止中(追加表 第27号 2019年 3月 4日発行により補正)
訪問日 2019年 9月 8日

ちなみに灯質欄の「群閃赤光 毎5秒に 2閃光」とは?

海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「1周期を5秒としてその間にピカッ、ピカッと2回連続して光る」を繰り返すことになります。

灯台の位置です。
灯台のある一連の防波堤は陸続きの「旧南防波堤」、今回訪れた秋田南防波堤灯台の立っている「第1南防波堤」、更に沖に伸びた「第2南防波堤」と続いています。

上に書いた灯台の仕様表の備考欄に「一時休業中」と書きました。
なぜなんだろうって考えてみました。ここから先は私の勝手な想像です。(;^ω^)
『防波堤灯台って普通は防波堤の先端に造られているのに、この灯台は第1南防波堤の中途半端な位置にあります。灯台が造られた時は第1防波堤の先端だったんでしょうね。
第1南防波堤の延伸工事がされて、更に少し離れた先に第2防波堤の延伸計画があったことから、その都度この「秋田南防波堤灯台」を移設していたんでは費用がかさんでしまいます。
防波堤の工事が全て完了したら移設しましょって事だと思います。
でも、それまでは海の安全のために防波堤の先端には移設の簡単な仮設の灯台を置きましょう。それが「秋田第2南防波堤北仮設灯台」なのでしょう。
だから灯質(群閃赤光 毎5秒に 2閃光)も同仕様にしときましょう。』だと思います。

灯台は沖にある防波堤の上に立っていて歩いて行くことは出来ません。
行ける範囲で一番近い所を探し望遠撮影とします。
撮影場所です。ここから先は「立ち入り禁止」の看板とフェンスに遮られて近づくことが出来ません。灯台までの距離約1800m。

焦点距離35㎜判換算約1500㎜。

もう少しズームアップしてみます。焦点距離35㎜判換算約2000㎜。
鉄筋コンクリート造り、RLA-12型のようです。

灯台上部を更にズームアップ。焦点距離35㎜判換算約5200㎜。
海面からの蒸気や空気の揺らぎのせいでしょうか、いまいち輪郭がボケています。
灯器はLED、電源は太陽光発電システムです。

追加表第27号 2019(平成31)年3月4日発行の補正によって「一時業務休止中」となりましたが、元となっている平成30年3月発行の灯台表に「一時業務休止中(平成30年度復旧予定)」と書かれていましたから灯りが点く日も近いと思われます。

私はトリミングせずに「撮って出し」を基本としています。
「焦点距離35㎜判換算約5200㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。

同じNikonさんからCOOLPIX P1000ってカメラが出ています。
レンズは光学125倍ズームですって!! 手に取って見てみたいですね。
私に扱いきれるでしょうか? 価格はP900の約2倍。
でもこれくらいのズームレンズ単体だって価格はP1000の10倍以上しますから、安い買い物かもしれませんね。

灯台さん  ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。        「灯台リストへ」


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