湯之尻港第1防波堤灯台(ゆのしりこう だい1 ぼうはていとうだい)
秋田県男鹿市にある灯台です。灯台は日本海に突き出た男鹿半島の北側にあります。
航路標識番号(国際番号) | 1415.5 |
位置(緯度経度) | 39 58.7N,139 45.1E |
灯質 | 単閃赤光 毎4秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 12 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 3 |
構造 | 赤塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 11 |
備考 | - |
訪問日 | 2019年 9月 8日 |
マップコード | 351 510 078*88 |
ちなみに灯質欄の「単閃赤光 毎4秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯台の光りかた」をご覧ください。
灯台の位置です。
灯台の立っている防波堤は陸続きで歩いて行くことが出来ます。
立入禁止の看板や、行く手を遮るフェンスなどはなく、容易に灯台まで行くことが出来ます。
防波堤灯台には漁船が良く似合います。
防波堤の先端付近は良い釣り場になっているのか多くの釣り人がいました。
皆さん軽装ですね。私は海に近づく場合は救命胴衣とヘルメット着用を自分の灯台巡りのルールとしています。波は静かで風もない日では重装備でチョット周りから浮いているように見えてしまうようです。でも、安全第一です。
コンクリート造り。表面はタイル貼りになっています。
標準型防波堤灯台のRLB-P型と思われます。
灯台へ近づいてみましょう。
男鹿の自然環境は厳しいのでしょうね。風雪と戦ってきた傷跡でしょうか、あちらこちらに傷やタイルの剥がれが見えます。
灯台下部にある管制器室入り口上部に初点記念額がありました。
初点記念額に挨拶です。
初点 昭和58年。比較的新しい・・と言ってもすでに35年以上経っています。
灯台の上部です。
灯器はLED。電源は太陽光発電システムです。
最近のLED灯器はむき出し露出の例が多くなってきていますが、この灯台の場合は灯ろうの中に納まっていますね。
私の勝手な推測ですが、当初はフレネル式レンズで商用電源を使用していたものをLED化したんだと思われます。太陽光発電パネルだって後から付き足したって感じでしょ。
灯器部分を更にズームします。
三角屋根の周りにあるリング状の物は点検補修を行うための時の手すり、安全帯取付用だと思われます。そのリングから細い棒のようなものが突き出ていますが鳥よけ用ですね。
この鳥よけ用の細い棒が無いと海鳥などのフン害で光を遮られてしまいます。
三角屋根の塗装がかなりはげ落ちています。
灯塔部分も含めてそろそろお化粧直しの時期だと思います。
灯台さん ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。 「灯台リストへ」
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