灯台を訪ねて- 白神岬灯台 Shirakamimisaki

白神岬灯台(しらかみみさき とうだい)

北海道松前郡松前町字白神(ほっかいどう まつまえぐん まつまえちょう あざ しらかみ)、北海道の最南端にある灯台です。
日本の航路標識番号の一番最初「0001」になります。

航路標識番号(国際番号) 0001 (M6692)
位置(緯度経度) 41 23.9N, 140 11.8E
灯質 単閃白赤互光 毎30秒に白1閃光 赤1閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 37
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 白 17    赤 16
構造 白地に赤横帯2本塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 17
備考 明弧 255° ~ 101°
訪問日 2019年 9月11日
マップコード 676 219 422*14

ちなみに灯質欄の「単閃白赤互光 毎30秒に白1閃光 赤1閃光」とは?

海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合は「灯色の異なるせん光が交互に点灯するもの」で白色と赤色の光が交互に毎30秒で光ることとなります。

灯台の位置です。

灯台へ登る坂道は舗装されていて車が通ることも出来ますが、坂の下に開閉式のフェンスがあって閉じて鍵がかかっています。
坂の下に普通車でしたら2~3台程度停めることの出来るスペースがありますので、そこに車を停めて歩いて行きましょう。緩い坂で距離も短いですから大丈夫。
灯台の東側約150m付近にも「白神岬」「北海道最南端」の石碑のある、しっかりとした駐車場もあります。ただ、道路を横断する際は通行量が多く注意が必要です。

坂の入口下に門柱が立っています。
間違いなく「白神岬灯台」です。

坂の上の灯台敷地前にも開閉式のフェンスがあります。
ここのフェンスは開いていました。
フェンスを取り付けている壁に表札のようなものが貼られています。

ここにも「白神岬灯台」の板が貼られていました。

灯台の全景です。
灯ろうの部分を見ますと左側には暗弧板が取り付けられて不要な方向への光の発射を防いでいます。白と赤に塗られた灯塔はなんとなく華やかで素敵です。
左側の建物と灯塔の途中が繋がっています。変わった造りです。
左側の建物が管制器室になっています。
建物入り口の上に表札が貼られていました。

建物入り口の上に貼られている表札です。
灯台名の下に「総合管制舎」って書かれていました。
この中は何があるんだろうと調べてみたら「燈光会」さんのペーパークラフトに詳しく書いてあるものがありました。
やはり灯台とは渡り廊下で繋がっているようです。
この後に「初点記念額」を探しましたが見つけることが出来ませんでした。
もしかしたら渡り廊下を通って灯台内へ入る扉の上に貼ってあるのかな?
ちなみに「燈光会」さんのペーパークラフトによりますと初点は明治21年9月15日。別の情報によりますとその後、昭和26年6月コンクリート造に改築されたようです。

360°の画像です。
訪れた時間は午後5時30分過ぎで夕闇が迫っていました。

白神岬灯台 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

ありがとう! 会えてよかった! また会えることが出来たら良いな。
さて、次はどの灯台へ行ってみましょうか。     「灯台リストへ」


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