灯台を訪ねて- 茂草港第2西防波堤灯台 Mogusa Ko

茂草港第2西防波堤灯台(もぐさこう だい2 にし ぼうはていとうだい)

北海道松前郡松前町(ほっかいどう まつまえぐん まつまえちょう)にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 0636
位置(緯度経度) 41 29.6N,140 00.8E
灯質 群閃赤光 毎5秒に 2閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 15
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 5
構造 赤塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 8.4
備考
訪問日 2019年 9月12日
マップコード 862 257 872*57

ちなみに灯質欄の「群閃赤光 毎5秒に 2閃光」とは?

海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「1周期を5秒としてその間にピカッ、ピカッと2回連続して光る」を繰り返すことになります。

灯台の位置です。
灯台の建っている位置は陸地に続いた防波堤の上。歩いて行くことが出来ます。
でも、訪れた時は風強く波も高い状態で危険を感じたため少し離れて望遠撮影としました。

灯台の手前側に停泊している漁船は防波堤に二重に守られていて波が高いなんて思われませんね。せっかくだから灯台が波と戦っている姿を撮ろうと思うのですが上手くいきません。
灯台までの距離は約200m。焦点距離35㎜判換算約170㎜での撮影です。

灯台の全景です。
標準型防波堤灯台 鉄筋コンクリート造りのRLE型のようです。
表面はタイル貼りになっています。焦点距離35㎜判換算約800㎜。

灯台上部をズームアップ。焦点距離35㎜判換算約2400㎜。
小さな灯器です。LEDですね。こんな小さな灯器でも5海里(約9200m)先から見えるんですね。 灯器と比較して大きく見える太陽電池モジュール(ソーラーパネル)が取り付けられています。太陽電池モジュールの周囲には鳥よけ用の針金がツンツク飛び出しています。

灯台の正面へ移動します。灯台までの距離約200m。焦点距離35㎜判換算約400㎜。
防波堤の上のお立ち台のような場所に建っています。お立ち台の高さ約7m。
灯台下部にある管制器室入り口壁に初点記念額が見えます。

初点記念額です。私が灯台撮影に使用しているカメラでの最大ズームです。
焦点距離35㎜判換算約8000㎜。
なんとか文字を読み取ることが出来ました。
灯台の名称は合っています。初点 昭和37年11月   改築 平成12年 1月ですね。
最大ズームではわずかな手ブレって言うか手揺れでもなかなか中央に収まってくれません。
この写真も6枚撮った中で一番中央に近いかなって思われる一枚です。

私はトリミングせずに「撮って出し」を基本としています。
「焦点距離35㎜判換算約8000㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。

灯台さんありがとう! 会えてよかった! また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。        「灯台リストへ」


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デジイチの上サイドバートップ
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