弾埼灯台(はじきさき とうだい)
新潟県の離島、佐渡市にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1330(M7092) |
位置(緯度経度) | 38 19.9N,138 30.8E |
灯質 | 群閃白光 毎30秒に 3閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 74 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 22 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 19 |
備考 | 明弧 91°~ 357° |
訪問日 | 2019年5月22日 |
ちなみに灯質欄の「群閃白光 毎30秒に 3閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「1周期を30秒としてその間にピカッ、ピカッ、ピカッと3回連続して光る」を繰り返すことになります。
灯台の位置です。佐渡島の最北端にあります。
佐渡へは新潟市の新潟港と佐渡市の両津港を結ぶ航路と、新潟県上越市の直江津港と小木港を結ぶ航路があります。どちらも佐渡汽船を利用します。
佐渡へ行かれる方へ、特に車で渡航するためにフェリーを利用される方は事前に佐渡汽船さんのホームページの中の「割引情報」のページをチェックしてください。往復で1万円程度もお安く利用できるかもしれません。
佐渡へ行かれるなら「さどまる倶楽部」も事前にチェックしておくとお得ですよ。
佐渡島の海岸線に沿って走る佐渡一周線(県道45号線)。
灯台へ入る場所には「弾埼灯台」の方向を示した大きな道路標識があります。
灯台のすぐ横まで車で行くことが出来ます。
大きな灯台を探す場合は灯台のある方向に伸びる電線をたどって行くと良いようです。
この灯台も電線の先にありました。
灯台も大きいですが、すぐ横にある鉄骨製やぐらで出来た「無線方位信号所(レーマークビーコン)」が目を引きます。
でも「無線方位信号所」は平成20(西暦2008)年に廃止したようになっています。
すでに使われていないのでしょうが解体するんだって費用が掛かりますからね。
灯台の周囲は高さ1mほどのコンクリート塀で四角に囲まれていて、広さは普通車であれば10台以上も乗り入れられるくらいの広さがあります。
その中には大きな2階建ての管理棟のようなものが建てられています。
表札のようなものです。間違いなく弾埼灯台です。
さて、灯台ですが灯塔部分は八角形、灯ろうは円筒形です。
いつも思うのですが、外側の形が八角形の場合は内側も八角形になっているのかな?中へ入って見てみたいですね。
「ハリハン(玻璃板(レンズの周辺を囲んでいるガラス窓))」の上の屋根部分は鉄板製のようですね。それ以外の表面はタイル貼りになっています。
灯台の周りをぐるっと一周してみましょう。
灯台の説明用看板がありました。私は説明が苦手ですから助かります。
灯台と海を結ぶ通りの間に海側に顔を向けた像が立っていました。
映画「喜びも悲しみ幾年月」の主人公の像のようです。
像の正面側から写真を撮るとバックに灯台も写り込み絵になるのですが像の手前に柵があり、「危険 柵越え禁止 これより先は はじきのフィールドパークの敷地です 柵越えはご遠慮ねがいます」とのボロボロの看板が柵に絡まった雑草の中から現れました。
写真は撮りたいのですが私有地に許可なく入ることは出来なく、また、像の周りは丈の高い雑草だらけで草を刈らないととても良い絵にはならないと思いあきらめました。
リコーTHETAでの360°撮影です。
ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか? 「灯台リストへ」
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