デジタル一眼レフカメラ EOS MENUボタン 機能設定1 カード初期化

こんにちは! デジタル一眼レフカメラ初心者のデジイチ爺です。

今回はMENUボタン機能設定1で設定する「カード初期化」についてです。
ここで言っている「カード」とは画像を保存するための「SDカード」です。

デジタル一眼レフカメラは キャノンEOS Kiss X7i を対象としています。
EOS Kiss X7i  の場合は他にカードを差し込むスロットはありません。

使用説明書」では48ページと49ページに載っています。

その前に、「モードダイヤル」は「応用撮影ゾーン」にして下さい。
「かんたん撮影ゾーン」にも「カード初期化」の機能もあるのですが、「応用撮影ゾーン」と「かんたん撮影ゾーン」では選択できる機能の数が異なるために以降の説明で???とならないためです。

では、「MENU」ボタンを押して、メニュー画面の一番上の横列、中央からチョット右にあるスパナマークのタブです。スパナのマークの右上に小さな点が1つ。「機能設定1」です。

縦列 いちばん下の「カード初期化」を「十字キー」で選択します。
液晶モニターに「タッチ」でも選択できますが、他の選択部との間隔が狭い場合では意図しない場所にタッチして焦ってしまう可能性があるんで狭い場合は「十字キー」で選択するようにしましょう。

「カード初期化」の画面です。

「カード初期化」とは
SD(SDHC、SDXC)メモリーカードを初期化することですが、「初期化」ってなに?って改めて考えてみました。

なぜなら下に「物理フォーマット」と「カード初期化」と混同してしまうような項目があるためです。

「物理フォーマット」と「カード初期化」の違いを確認しておきましょう。

詳しく調べると難しい話になってくるようなので、異論があるかもしれませんが私が覚えるためのイメージ的な解釈とします。

「物理フォーマット」です。
SDカードは通常購入した時点で「物理フォーマット」がされた状態です。
例えばデジタルカメラなどに入れた場合、使用されるデジタルカメラにSDカードが受け入れることができるまでの状態を言います。ですので、そのままでは使えません。

「カード初期化」です。
受け入れる状態となっている「物理フォーマット」されたSDカードをデジタルカメラに差し込んで、使用されるデジタルカメラからのデータを受け入れることができるようにする処理を言います。
一般的に「カード初期化」をしても一度保存したデータは完全には消えません。
「読み出し」が出来なくなるだけのようです。
それでデータを完全に消すことの出来る「物理フォーマット」が必要になってきます。


液晶モニター中央の横棒はSDカードのユーザーが使用できる範囲の容量と使用量が数値と棒グラフで表示されています。

右の数値「14.9GB」ですが、実際に使用しているSDカードは「SDHC16GB」です。


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色々と調べた結果、私は上のSDHCカードを使用しています。
1.1GB少ないのは「物理フォーマット」などのシステム構成用に使用されているようです。


「物理フォーマット」です。
よく見る「ゴミ箱」のマークに四角の枠「▢」があります。
「ゴミ箱」のマークをタッチすると四角の枠「▢」に✔マークが入ります。
「十字キー」では選択できません。


今回の内容をまとめてみます。

「カード初期化」は新しいカードを使用する際に必要なフォーマット。
撮った画像データはこまめにパソコンへ移動保存し、カメラ内には保存しない。

「物理フォーマット」はカードを廃却、人に譲るなどの場合に完全にデータを消去したい場合に実行する。また、「カード初期化」では残ってしまうデータによって動きがおそくなったかなって思ったときに実行してみましょう。


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デジイチの上サイドバートップ
デジイチの上サイドバートップ

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