灯台を訪ねて-鼠ヶ関港西防波堤灯台 Nezugaseki Ko

鼠ヶ関港西防波堤灯台(ねずがせきこう にしぼうはていとうだい)

新潟県との境、山形県鶴岡市にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 1364
位置(緯度経度) 38 34.1N,139 32.5E (追加表 第11号 2018年8月10日発行により変更)
灯質 連成不動単閃赤光 毎5秒に1閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 16(追加表 第11号 2018年8月10日発行により変更)
光達距離(M:海里(1M=1852m)) F:2     F1:5
構造 赤塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 10
備考
訪問日 2019年9月 5日

ちなみに灯質欄の「連成不動単閃赤光 毎5秒に1閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「不動光(一定の光度を維持し、暗間のないもの)中に、単閃光(1周期内に一つの明間を持つ閃光)を合わせて点灯するもの」を繰り返すことになります。

灯台の位置は2018年に西防波堤先端から沖の防波堤北側先端に移設されました。
(出所:海上保安庁 海洋情報部 二管区水路情報 2018年7月27日発行(29号)591項)
移設された跡地には「鼠ヶ関港簡易標識3号」という名前の航路標識が建てられています。

灯台の位置です。

手前が西防波堤灯台移設跡地に建てられた「鼠ヶ関港簡易標識3号」です。
メーカー(ゼニライトブイさん)銘版を見ると製造年月が平成1年10月になっていますから、これもどこからか移設されたのですね。
向こう側に小さく「鼠ヶ関港西防波堤灯台」が見えています。

沖にある防波堤の上に建っている灯台ですから歩いて行くことは出来ません。
距離は700m弱あります。望遠ズーム撮影になります。

焦点距離35㎜判換算約1200㎜での撮影です。

上部を更にズームアップしてみましょう。
焦点距離35㎜判換算約5600㎜での撮影です。
灯器はLED。電源は太陽光発電システムですね。
コンクリート作りで表面はタイル貼りになっています。

灯台の下部です。
初点記念額の文字が見たくて最大ズームアップしてみました。
移設の場合は初点年月の他に移設された年月が追記されるのでしょうか?
焦点距離35㎜判換算約8000㎜です。
扉の上にある初点記念額になにやら文字があるのは分かりますが、なんと書かれているかは判別が付きません。

私はトリミングせずに「撮って出し」を基本としています。
「焦点距離35㎜判換算約8000㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。

同じNikonさんからCOOLPIX P1000ってカメラが出ています。
レンズは光学125倍ズームですって!! 手に取って見てみたいですね。
私に扱いきれるでしょうか? 価格はP900の約2倍。
でもこれくらいのズームレンズ単体だって価格はP1000の10倍以上しますから、安い買い物かもしれませんね。

灯台さん  ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか?      「灯台リストへ」


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