羽後三埼灯台(うご みさき とうだい)
山形県の最北の町、遊佐町(ゆざ まち)にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1383 |
位置(緯度経度) | 39 07.1N,139 52.2E |
灯質 | 群閃白光 毎7秒に 2閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 68 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 7 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 10 |
備考 | - |
訪問日 | 2019年9月76日 |
ちなみに灯質欄の「群閃白光 毎7秒に 2閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「1周期を7秒としてその間にピカッ、ピカッと2回連続して光る」を繰り返すことになります。
灯台の位置です。
グーグルマップで灯台の上(北)側に点線が横に引かれています。その上(北)側は秋田県、下(南)側が山形県になります。
灯台への道は山形県側からと秋田県側からの二通があります。歩く距離はどちらも同程度。
お勧めは秋田県側からです。山形県側からの場合は駐車するスペースはありますが、トイレや飲料水の自動販売機などの施設は全くありません。
秋田県側は公園やキャンプ場となっていて綺麗なトイレや自動販売機がありますし、駐車場の奥に管理棟があり、そこにいる管理者の方に灯台への道の情報も仕入れることが出来ます。
暑い日です。自動販売機でペットボトルの水を2本買っていきましょう。
灯台へ続く階段が見えます。山の稜線、中央チョット左に灯台の頭が少しだけ見えるのですが分かりますか?
階段はゆっくりと登りましょう。暑い日は特にゆっくり登りましょう。
でないと、すぐにバテてしまいます。
階段の数は146段。プラス登り坂で一番高い場所までは約20分。意外と近かった。
登り切った場所に小さな十字路があります。
道標が1本。左へ行くと旧街道。真っ直ぐは狭く暗い道。右側に灯台があるはずですから右へ行きます。・・これが違っていました。
右へ曲がって2~3分進むと灯台が左の山手側に見えます。
灯器はLED。電源は太陽光発電システムですね。
でも、灯台へ繋がる道を探したのですが見つかりません。
どうやらこの道はそのまま進むと山形県側からの駐車スペースに繋がっているようです。
さきの十字路まで戻りましょう。暗い狭い道が正解だったようです。
十字路をまっすぐ進む暗い狭い道を5分ほど行くと灯台への道標がありました。
「三崎燈台」の道標の下の斜めで見えにくい道標には「奥の細道(旧道)」と書かれています。
「三崎燈台」の「崎」は「山へん」ですね。「埼」の「土へん」じゃないのですね。
樹々の間から灯台が見えました。
ここまでの道は有り難いことに雑草なんかは綺麗に刈り取られて歩きやすくなっていました。
灯台の周囲はコンクリート製アーチ形の塀がめぐらされています。
でもその灯台の周り内側スペースは2m位で狭くて灯台の全景を撮るのに苦労します。
灯台はコンクリート製で表面はタイル貼りになっています。
中段までは灯塔の内部に階段があって途中から外の階段を使って登るようです。
ここまで近いと灯器は見えません。
灯台内部入り口横に門札(もんさつ)があります。木の板に書かれています。
入り口の上に初点記念額が見えます。
初点記念額です。
初点から約60年ほど経っています。
この土地って冬は過酷な環境なんだろうな、がんばっているんだなって思うと、なんか愛おしくなっちゃいます。
360°カメラの映像です。
回りは高い樹木に囲まれていて海を見ることは出来ません。
羽後三埼灯台 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
灯台さん ありがとう!会えてよかった! また会えたらいいな。
さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか? 「灯台リストへ」
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