焼津港小川外港南防波堤灯台（やいづこう こがわそとこう みなみぼうはていとうだい）
静岡県の焼津市（やいづし）小川（こがわ）にある灯台です。
| 航路標識番号（国際番号） | 2488 |
| 位置（緯度経度） | 34 51.2N,138 19.9E |
| 灯質 | 等明暗緑光 明2秒 暗2秒 |
| 灯高(平均水面から灯火中心：ｍ) | 17 |
| 光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 5 |
| 構造 | 白塔形 |
| 高さ(地上から構造物頂部：ｍ) | 12 |
| 備考 | － |
| 訪問日 | 2019年8月5日 |
灯質欄の「等明暗緑光 明2秒 暗2秒」の内容についての説明です。
「灯台表」の解説の部分から抜粋転記します。
「一定の光度を持つ光を一定の間隔で発し、明間暗間の長さが同一のもの」
具体的にこの灯台の例では、緑色の光を2秒間発し（明）て、その後2秒間停止（暗）を1セットとして繰り返すことになります。
「等明暗光」があるんだったら「不等明暗光」もあるんじゃないかって思った方はいませんか？ 興味をお持ちの方はこちら海上保安庁さんのホームページ「灯質」をご覧ください。
灯台の場所です。
一番近くて絵になる場所を探して撮影します。
防波堤は南側から陸続きで歩いて行くことが出来ます。
防波堤の根元に当たる場所は公園になっていて駐車場も完備しています。
でも、いつもの「立ち入り禁止」の看板とフェンスが行く手を遮っています。
灯台のある防波堤の西側対岸、フィッシングゾーン岸壁からの撮影です。
今回の焼津港小川外港南防波堤灯台は白色の灯台です。
左に小さく写っている赤い灯台は焼津港焼津南防波堤南灯台ですね。
この赤色の灯台は白色の灯台より150ｍほど手前にあります。
白色灯台までの距離約500ｍ。望遠撮影です。
焦点距離35㎜判換算約600㎜での撮影です。
もう少しズームアップしてみます。
焦点距離35㎜判換算約700㎜です。
下から上まで同じ太さで安定感がありますね。
灯台の高さが12ｍですから太さを比較すると直径4ｍほどになります。
灯塔外壁に昇降用の梯子がありませんから灯塔の内部に階段か梯子があるんですね。
灯台の下部をズームアップしてみます。
焦点距離35㎜判換算約1600㎜での撮影です。
灯台の立っている防波堤の周囲をテトラポットでブロックされています。
入り口の上に黒く四角いものは「初点記念銘鈑」と思われます。
ズームアップしてみます。焦点距離35㎜判換算約8000㎜、カメラの電子ズーム最大です。
文字だとはわかりますがなんと書かれているかは判断が付きません。
もう少し光学的な望遠レンズがあれば確認できるかもしれません。
灯台上部の撮影です。焦点距離35㎜判換算約4000㎜です。
ＬＥＤ灯器と右側に太陽光発電パネルが見えます。
茶色の皿のようなものが見えますが灯台頂部に上がるためのハッチだと思われます。
灯台はコンクリート製ですね。タイルが貼られています。
私はトリミングせずに「撮って出し」を基本としています。
「焦点距離35㎜判換算約8000㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたＮｉｋｏｎ ＣＯＯＬＰＩＸ Ｐ900。
レンズは光学83倍ズーム。（焦点距離35㎜判換算24～2000㎜相当）
更に電子倍率ズーム最大4倍。（焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当）
灯台撮影の強い味方です。
同じＮｉｋｏｎさんからＣＯＯＬＰＩＸ Ｐ1000ってカメラが出ています。
レンズは光学125倍ズームですって！！ 手に取って見てみたいですね。
私に扱いきれるでしょうか？ 価格はＰ900の約2倍。
でもこれくらいのズームレンズ単体だって価格はＰ1000の10倍以上しますから、安い買い物かもしれませんね。
灯台さん ありがとう！会えてよかった！また会えたらいいな。
さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか？ 「灯台リストへ」
スポンサーリンク
