「ガチャ」タカラトミーアーツのフィギュア、日本立体カメラ名鑑 №3 Canon FD300㎜ F2.8 S.S.C. FLUORITEです。このフィギュアはカメラではなく、レンズユニットです。
「FLUORITE 」(フローライト又はフルオライト)とは「蛍石」(ほたるいし又はけいせき)のことですね。レンズの材質として「蛍石」を使っているようです。もちろん本物の話です。
フィギュアの概要や組み立て前の準備に関しては「こちら」です。
ガチャの容器から取り出した部品です。
上段左はシール台紙、その右がガチャの容器です。ガチャの容器の下は説明書です。
説明書を除く部品は左の黒いフィルム袋に入れてガチャの容器に入れてありました。
その左から後玉(あとだま)側の鏡胴、その右上は前玉(まえだま)側の鏡胴が2分割されてあります。前玉側鏡胴の下は後玉側のレンズキャップです。その左下は前玉レンズです。
この前玉レンズは2分割された前玉用鏡胴に挟むようにして組み立てます。挟んだままでは固定されません。固定は後玉用鏡胴に差し込むことによって固定されます。
私は組み立てた後に分解するつもりはありませんでしたから瞬間接着剤をチョットだけ付けて組み立てました。
右下は前玉側のレンズキャップです。
説明書の表面です。カメラの簡単な説明と、シールを貼る位置、方向を図解しています。
説明書の裏面は他のフィギュアと同じ内容です。参考に「№1 Canon F-1 OLIVE DRAB+FD85㎜ F1.2 S.S.C. ASPHERICIL 」を見ていただければと思います。
シール台紙です。前玉側鏡胴用が6枚。後玉側鏡胴用が5枚あります。
最も小さなシールの大きさは⑥「Canon」のロゴマークで1.5㎜×5.5㎜くらいです。指だけでシール台紙から取り出したり、貼り付けるのは難しいですね。ピンセットやカッターナイフの刃先なんかを使って貼付け作業をします。
約35分ほどで組み立て完成です。組み立てと言ってもそのほとんどはシールの貼付け作業です。組み立て完成写真です。
前玉側鏡胴のCanonのロゴマークにピントを合わせたら、奥の後玉側鏡胴が「後ボケ」しちゃっていますね。それもあってか本物っぽく見えませんか?
キャノンさんのホームページ「CANON CAMERA MUSEUM」の中に載っている写真と比較してみましょう。「 FD300㎜ F2.8 S.S.C. フローライト」へのリンクです。
ホームページにはそれぞれの概要、主な仕様が載っているんで見てください。比較しやすいように転載させていただきます。
左が「CANON CAMERA MUSEUM」での写真です。 右がフィギュアの写真です。
フィギュアと言えど迫力ありますね。
説明書にある写真と同じように組んだのですが後玉側鏡胴に取り付ける三脚座のクランプネジの方向が「CANON CAMERA MUSEUM」とは逆でした。
フィギュアの寸法です。一番太い部分になる、前玉側鏡胴の太さ直径約38㎜、全長約89㎜。
では細かく見ていきましょう。拡大するとシールの貼り方がイマイチであることが判ります。拡大鏡を使って確認しながら作業したんですが不器用なジジイの限界です。
前玉側正面です。通常レンズ正面に表示されるレンズ仕様がないのが残念。
この写真だけ見てもなんだかサッパリ分かりませんね。
でも向こう側が見えています。
後玉側(カメラ本体に取り付ける部分)の方向から見た写真です。
銀色の点が2か所あります。レンズ取付指標になるんですかね。
周辺の銀色の部分も完全な円ではなくってカメラとの固定ネジ用のような切り欠きがあります。
チョット嬉しい配慮です。
上から見た写真です。
右側面と左側面です。
下面から見た写真です。
三脚座の下面は見えなくなる部分ですからチョット雑かなって感じですね。
贅沢言ってはいけません。300円で手に入るんですから。
三脚座のクランプを開いた写真です。
クランプ用のネジですが、ネジ山はありません。差し込むだけです。
この№3 Canon FD300㎜ F2.8 S.S.C. FLUORITEですが、先に組み立てた
「№1 Canon F-1 OLIVE DRAB+FD85㎜ F1.2 S.S.C. ASPHERICIL」や
「№2 Canon F-1 前期型+FD35-70㎜ F2.8-3.5 S.S.C.」に取り付けることが出来ます。
取り付けてみましょ💛
№2 Canon F-1 前期型に取り付けてみました。
フィギュアと言えど迫力ありますね。
ちなみに本物だったらの重さですが、カメラ本体820g、レンズ1900gの合計2720g。 約3㎏になります。
1個300円のミニフィギュアですが達成感というジジイにとって有難い刺激は頂けるし、更に持つ喜びまで感じることが出来ました。
さて次は「№4 Canon ⅣSb+Serenar 28㎜ F3.5 Ⅰ+28㎜Finder」に取り掛かりましょう。
その他の日本立体カメラ名鑑レビューブログ等はこちらです。
「日本立体カメラ名鑑 Canon を購入しました。その精密さにきっと驚くことでしょう」
「日本立体カメラ名鑑 №1 Canon F-1 OLIVE DRAB+FD85㎜ F1.2 S.S.C. ASPHERICIL」
「日本立体カメラ名鑑 №2 Canon F-1 前期型+FD35-70㎜ F2.8-3.5 S.S.C.」
「日本立体カメラ名鑑 №4 Canon ⅣSb+Serenar 28㎜ F3.5 Ⅰ+28㎜Finder」
「日本立体カメラ名鑑 №5 Canon ⅣSb+Serenar 135㎜ F4 Ⅰ+135㎜Finde」
スポンサーリンク