灯台を訪ねて- 岩館港西防波堤灯台 Iwadate Ko

岩館港西防波堤灯台(いわだてこう にし ぼうはていとうだい)

秋田県山本郡八峰町八森岩館(やまもとぐん はっぽうちょう はちもり いわだて)にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 1421
位置(緯度経度) 40 23.9N,139 58.4E 
灯質 連成不動単閃緑光 毎5秒に1閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 13
光達距離(M:海里(1M=1852m)) F: 1      F1: 3
構造 白塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 8.2
備考
訪問日 2019年 9月 9日
マップコード 922 237 337*00

ちなみに灯質欄の「連成不動単閃緑光 毎5秒に1閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「不動光(一定の光度を維持し、暗間のないもの)中に、単閃光(1周期内に一つの明間を持つ閃光)を合わせて点灯するもの」を繰り返すことになります。
光達距離のF:の値が不動光。F1:の値が閃光を示しています。

灯台の位置です。

灯台の建っている防波堤は陸続きで歩いて行くことは出来ます。
でもいつもの「立ち入り禁止」の看板とフェンスが行く手を阻みます。
歩いて行ける場所で正面から灯台が見える場所を探します。
灯台までの距離約240m。望遠撮影とします。
参考までに撮影した場所のマップコードです。922 237 523*41

やっぱり遠いですね。焦点距離35㎜判換算約95㎜です。

少しズームアップします。焦点距離35㎜判換算約800㎜です。
姿から標準型防波堤灯台のRLC型と思われます。
鉄筋コンクリート造り、表面はタイル貼りになっています。

灯台上部を更にズームアップ。焦点距離35㎜判換算約2800㎜。
灯器はLED。電源は太陽光発電システムです。
太陽光発電パネルがあっちを向いちゃってます。

灯台の下部、管制器室入り口です。
初点記念額が見たくて最大ズーム、焦点距離35㎜判換算約8000㎜です。
なんとか文字が読めそうです。

普段は撮った後の写真を編集などしない「撮って出し」を基本としているのですが、上の写真から初点記念額の部分をトリミングと光の調整をしてみました。
一番上の段 岩館港
二段目の段 西防波堤灯台
三段目の段 初点年月 昭和37年9月
四段目の段 移築年月 平成22年7月 と読めました。

「焦点距離35㎜判換算約8000㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。

同じNikonさんからCOOLPIX P1000ってカメラが出ています。
レンズは光学125倍ズームですって!! 手に取って見てみたいですね。
私に扱いきれるでしょうか? 価格はP900の約2倍。
でもこれくらいのズームレンズ単体だって価格はP1000の10倍以上しますから、安い買い物かもしれませんね。

灯台さん  ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。         「灯台リストへ」


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