鳥居埼灯台(とりいさき とうだい)
青森県西津軽郡深浦町(にしつがるぐん ふかうらまち)にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1384.9 |
位置(緯度経度) | 40 44.8N,140 00.1E |
灯質 | 群閃白光 毎8秒に 2閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 27 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 7 |
構造 | 白地に赤横帯2本塔体 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 10 |
備考 | - |
訪問日 | 2019年 9月 9日 |
マップコード | 559 885 316*66 |
ちなみに灯質欄の「群閃白光 毎8秒に 2閃光」とは?
海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
この灯台の場合「1周期を8秒としてその間にピカッ、ピカッと2回連続して光る」を繰り返すことになります。
灯台の位置です。
灯台は陸地からわずかに離れた弁天島に建っています。
でも風合瀬(かそせ)漁港を取り巻く防波堤と、その先に続く鉄製の渡り廊下を歩いて行くことが出来ます。
車は「道の駅 ふかうら かそせ いか焼き村」の駐車場に停めます。
参考に「道の駅 ふかうら」駐車場のマップコードです。559 855 885*44
風合瀬漁港の灯台へ続く防波堤を歩きます。
正面に鳥居埼灯台が見えます。
防波堤の終わりから、灯台へ続く鉄製の渡り廊下を進みます。
この廊下の床はグレーチングって言って、側溝の蓋などに使われる格子状の物です。
錆止めとしてメッキ処理されているようですが錆の発生が進んでいて、所々はボロボロの状態になっています。メッキの残っている白い部分を選んで慎重に歩きます。
訪れた時は波は穏やかでしたが、波のある日に渡ることは避けた方が良いですね。
波はかかるし、焦って歩いて踏み外しでもしたら大変です。
鉄製の渡り廊下が終わると、急こう配のコンクリート階段です。
見上げると灯台があります。 もうチョットです。
階段の左右にてすりがありますが、これもチョット心もとないって言うか、しっかり体重を掛けたら壊れそう。(私の肥満のせいもあります。(;^ω^))
灯台の全景です。
あまり他に例を見ない形です。
手すりの形とか色使いが子供向けのテーマパークにある建物みたいにかわいいですね。
灯器へ行くには一番下の白色の管制器室から中へ入って内階段を上って、下から二段目の白色の中段デッキに出て、そこから上は灯塔外壁に取り付けられた梯子を上っていきます。
下から二番目、赤色部分のデッキにこちら側に出る扉が見えますが、扉ではなくて板が貼られて出入りできないようになっていました。
よく見ると張り出したデッキ床の角部分のタイルが剥がれ落ちています。
他にも灯塔の部分もタイルの亀裂、落下が見受けられます。
タイルだけではなくって中のコンクリートにもダメージがあるようです。
自然環境の過酷な中で戦っている証なのですよね。
灯台周囲の足元を見ると白や赤のタイルが散乱しています。なぜか悲しい (*´Д`)
初点記念額に挨拶です。
初点 昭和41年。 今(2019年)から50年以上前に建てられています。
銅板なのでしょうか? 緑色の錆が経過した年月を表しているようです。
360°の映像です。
鳥居埼灯台 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
ありがとう!会えてよかった!
「これからも元気でしっかりガンバレヨッ!」って言ったら。
「おまえもな!」って返してくれたような気がしました。
さて、次はどの灯台へ行ってみましょうか。 「灯台リストへ」
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