小木港東第2防波堤灯台(おぎこう ひがし だい2 ぼうはていとうだい)
新潟県の離島、佐渡市にある灯台です。
航路標識番号(国際番号) | 1341 |
位置(緯度経度) | 37 48.9N,138 17.7E |
灯質 | 単閃緑光 毎3秒に1閃光 |
灯高(平均水面から灯火中心:m) | 13 |
光達距離(M:海里(1M=1852m)) | 7 |
構造 | 白塔形 |
高さ(地上から構造物頂部:m) | 9.8(追加表 第21号 2019年1月11日発行により変更) |
備考 | - |
訪問日 | 2019年5月21日 |
ちなみに灯質欄の「単閃緑光 毎3秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
「灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は3秒間隔で1回ピカッと緑色に光ることを繰り返します。
灯台の位置です。
佐渡へは新潟市の新潟港と佐渡市の両津港を結ぶ航路と、新潟県上越市の直江津港と小木港を結ぶ航路があります。どちらも佐渡汽船を利用します。
佐渡へ行かれる方へ、特に車で渡航するためにフェリーを利用される方は事前に佐渡汽船さんのホームページの中の「割引情報」のページをチェックしてください。往復で1万円程度もお安く利用できるかもしれません。
佐渡へ行かれるなら「さどまる倶楽部」も事前にチェックしておくとお得ですよ。
佐渡島と本州を船で繋ぐ佐渡汽船の航路は2019年6月時点では2航路あります。
そのひとつ、佐渡島の小木港と本州の直江津港(新潟県上越市)を繋ぐ航路の港です。
灯台の立っている防波堤は沖防波堤で歩いて行くことは出来ません。
陸から灯台までの距離は近い場所を探しても約760m。
カメラをズームアップして覗くと灯台の中に入る扉の上に初点プレートらしきものが見えます。
35㎜換算約3600㎜にしても文字の読取りは不能。
更にデジタルズーム・・・でもダメでした。光の具合で暗くなってしまいます。
佐渡汽船はこの灯台のすぐ横を通ります。機会があったら撮ってみたいと思います。
灯器の部分を見てみましょう。焦点距離35㎜判換算約3600㎜での撮影です。
灯器がちっちゃく見えます。光達距離は7海里、約13㎞ですから防波堤灯台としてはチョット遠くまで光が届く仕様ですから、もっと近くから見たら大きく見えるのでしょうね。
「焦点距離35㎜判換算約3600㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。
佐渡島の灯台を撮影する途中で小木港近くの「ホテル おぎ」さんに泊まりました。
ホテル内に食事を提供する設備がない「素泊まり」のみのホテルです。
ホテル周辺の食事が出来るお店をいくつかフロントの方に紹介して頂いて暗くなった小木の街を歩きながらゆっくり歩いたら・・・素敵です。小木の街ってスッゴク素敵です。
各家々の前には屋号などの書かれた灯ろうがあり、その全てから電球色の灯りが灯っているのです。古い街並みと相まって心の芯から癒される時間を戴くことが出来ました。
もっとネットなどでアピールして皆さんに知って頂きたい半面、いつまでもこの情緒を残しておいてほしい気持ちが入り混じる小木の街でした。
ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。
さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか? 「灯台リストへ」
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