灯台を訪ねて-小木港内ノ澗防波堤灯台 Ogi Ko

小木港内ノ澗防波堤灯台(おぎこう うちのま ぼうはていとうだい)

新潟県の離島、佐渡市にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 1342
位置(緯度経度) 37 48.7N,138 16.4E
灯質 単閃緑光 毎4秒に1閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 12
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 3
構造 白塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 9.3
備考
訪問日 2019年5月21日

ちなみに灯質欄の「単閃緑光 毎4秒に1閃光」とは?
燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「きまった間隔をおいて、ピカッと1回光るものです。」ですから、この灯台の場合は4秒間隔で1回ピカッと緑色に光ることを繰り返します。

灯台の位置です。

佐渡へは新潟市の新潟港と佐渡市の両津港を結ぶ航路と、新潟県上越市の直江津港と小木港を結ぶ航路があります。どちらも佐渡汽船を利用します。
佐渡へ行かれる方へ、特に車で渡航するためにフェリーを利用される方は事前に佐渡汽船さんのホームページの中の「割引情報」のページをチェックしてください。往復で1万円程度もお安く利用できるかもしれません。
佐渡へ行かれるなら「さどまる倶楽部」も事前にチェックしておくとお得ですよ。

佐渡島と本州を船で繋ぐ佐渡汽船の航路は2019年6月時点では2航路あります。
そのひとつ、佐渡島の小木港と本州の直江津港(新潟県上越市)を繋ぐ航路の港です。

小木港の佐渡汽船乗り場のすぐ西側にある漁港です。
その漁港の入り口にある防波堤の先端に灯台は立っています。
防波堤はグーグルマップでの航空写真ではわずかに陸と離れています。
行っていけない感じではありませんが、身体能力的に無理と判断し危険は回避しましょう。
撮影箇所を灯台に一番近い場所をと探すのですが「立ち入り禁止」の看板があったり、工事中であったりと、結局対岸の空き地からの撮影です。
灯台までの距離約280m。

防波堤灯台には漁船が良く似合います。

灯台をズームアップしてみましょう。焦点距離35㎜判換算約450㎜での撮影です。

灯台を撮影していていつも思うのですが、これくらいの大きさの灯台の場合、灯塔の中心は空間のある円筒なのでしょうか?それとも中まで詰まっている円柱なのでしょうか?
灯台の設計図面って最近のFRP製は時々ネットの中で見ることはありますが、それ以前の物ってなかなか見ることがありません。

上の部分をもう少しズームアップします。焦点距離35㎜判換算約1800㎜での撮影です。

少し暗めですが、ピントはビシっと決まって太陽光発電パネルの鳥よけ用針金まで鮮明に見えます。(ブログに写真を貼る場合は圧縮されますから少し粗くなります。実データでは針金の先端がL字に曲げているのもわかります。)

小さなLED灯器です。 灯台の表面はタイルが貼られていますね。
後で写真整理の時に気付いたのですが「初点プレート」がこちらを向いています。
この距離だったら鮮明に「初点プレート」を撮ることが出来たんじゃないかと・・反省です。

「焦点距離35㎜判換算約1800㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。
同じNikonさんからCOOLPIX P1000ってカメラが出ています。
レンズは光学125倍ズームですって!! 手に取って見てみたいですね。
私に扱いきれるでしょうか? 価格はP900の約2倍。
でもこれくらいのズームレンズ単体だって価格はP1000の10倍以上しますから、安い買い物かもしれませんね。

灯台さん  ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどの灯台へいってみましょうか?        「灯台リストへ」


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