灯台を訪ねて- 松前港外防波堤灯台 Matsumae Ko

松前港外防波堤灯台(まつまえこう そと ぼうはていとうだい)

北海道松前郡松前町(ほっかいどう まつまえぐん まつまえちょう)にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 0642
位置(緯度経度) 41 25.2N, 140 05.6E
灯質 等明暗緑光 明3秒 暗3秒
灯高(平均水面から灯火中心:m) 17
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 5
構造 白塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 14
備考
訪問日 2019年 9月 12日
マップコード 862 026 172*28

ちなみに灯質欄の「等明暗緑光 明3秒 暗3秒」とは?

海上保安庁さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯光の色と光り方(灯質)」をご覧ください。
「点灯時間と消灯時間が等しく点滅するもの」
この灯台の場合を表にしてみましょう。 光の色は緑色です。

明3秒 暗3秒
←   1周期6秒    →

「明3秒 暗3秒 」計6秒を1周期として繰り返すこととなります。

灯台の位置です。
灯台の立っている防波堤は陸続きで歩いて行くことが出来ます。
防波堤の根元には車を停めておけるスペースもあります。防波堤の長さは約300m。
ただ、この日は灯台へ続く道路でレッカー車がブーム(腕)を振り回しているし、コンクリートミキサー車が行き来していてとても近づける雰囲気ではありません。(;´Д`)
仕方なく対岸からの撮影としました。灯台までの距離約270m。

この日は曇り気味です。
灯台には青い空と海が似合うって勝手に決めつけているのですが、なかなか思うようにはいきません。 でも鉛色の空と海もあって当たり前なのです。その状況を活かすことの出来る撮影技術がないのですね。(;^_^A 
焦点距離35㎜判換算約240㎜での撮影です。

灯台の全景です。
標準型防波堤灯台のRLB-P型に似ているのですが屋根の形が違っているように見えます。
屋根の形はRLA型に似ています。これもRLB-P型と言って良いのかな?
コンクリート造りで表面はタイル貼りになっています。
灯塔の外側を這うように1本の電線が見えます。いかにも後付けって感じ。
焦点距離35㎜判換算約600㎜。

灯台上部です。
灯器はLED。灯室の中央にありません?灯室の大きさに比較して灯器が小さいですね。
元々は大きなレンズだったのでしょうが時代の流れでLED灯器に交換されたのでしょう。
でも灯室の中央にあって欲しいな。なんだか違和感を感じてしまうのです。
踊場(デッキ)には太陽電池モジュール(ソーラーパネル)が取り付けられています。
頭頂部には避雷針。そして屋根には点検用として階段手すりが見えます。
ここまで登って点検やら修理をすると思うと高所恐怖症の私としては考えただけで鳥肌が。
焦点距離35㎜判換算約1100㎜。

下を見てみましょう。
灯台下部の管制器室入り口です。
入口扉は良く見る小判型の形状をしています。その上には初点記念額が。
焦点距離35㎜判換算約1200㎜。

初点記念額額をズームアップ。私の使用しているカメラの最大ズームです。
焦点距離35㎜判換算約8000㎜。
灯台の名前は270m離れていてもなんとか読み取ることが出来ました。
でもその下の二行は分かりません。(-_-;)
初点記念額をフレームの中央に配置しようとしたのですが少しの手振れ、手揺れでも外れてしまいます。この写真は手持ちでシャッターも普通通りで5枚ほど撮ったなかで何とかフレーム内に入ったものです。
焦点距離35㎜判換算約2000㎜を超えると三脚使用でシャッターはレリーズ又はリモコンでないと難しいようですね・・・などと言いつつ面倒くさがりの私は手持ちでやっちゃいました。

私はトリミングせずに「撮って出し」を基本としています。
「焦点距離35㎜判換算約8000㎜」なんて書いていますが、そんな長い望遠レンズを使っている訳ではありません。
そんなに長いレンズなんて私には重くて手に負えません。そしてなんといっても・・お高い。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。

灯台さん  ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さて、帰ることにしましょう。
次はどこの灯台へ行きましょうか。        「灯台リストへ」


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