灯台を訪ねて-新潟港西区東防波堤灯台 Niigata Ko

新潟港西区東防波堤灯台(にいがたこう にしく ひがし ぼうはていとうだい)

新潟県新潟市の中央を流れる信濃川河口にある灯台です。

航路標識番号(国際番号) 1345
位置(緯度経度) 37 57.4N,139 04.2E
灯質 群閃緑光 毎7秒に2閃光
灯高(平均水面から灯火中心:m) 12
光達距離(M:海里(1M=1852m)) 5
構造 白塔形
高さ(地上から構造物頂部:m) 9.7
備考
訪問日 2019年5月20日

ちなみに灯質欄の「群閃緑光 毎7秒に2閃光」とは?

燈光会さんのホームページの中に分かりやすいページがあります。
灯台の光りかた」をご覧ください。
それによると「7秒の間に緑色の光がピカッ、ピカッと2回連続して光る」を1セットとして繰り返す光り方となります。

灯台の位置です。


新潟港は信濃川の河口に出来た港です。信濃川河口の東岸から伸びた防波堤があります。
灯台は陸地から340mほど飛び出た防波堤の先にあり、防波堤は途中2カ所分断されていて先端までは歩いて渡ることは出来ません。
防波堤へ続く周辺は工場私有地になっていて柵で囲まれ「関係者以外立ち入り禁止」の看板が立っています。陸地からの撮影は難しいみたいです。

佐渡島へ向かうフェリーの船上からであれば200mほどの距離です。
だったら充分撮影可能な範囲です。
佐渡島にある灯台にも会いたいですからフェリーに乗っちゃいました。

保守点検をするスペースのためか太陽の向かって小窓があります。
内部の灯り採りのようですね。

なんだか変な作りになっていますね。
灯塔下の四角い扉はいかにも後で付けたって感じがしませんか?
そしてその上から伸びた梯子も後付けっぽい?
四角い扉は後付けの梯子には簡単に登れないために取り付けたように思います。
初点プレートプレートはきっと四角の扉の先の灯塔に貼付けられていると思われます。

私の勝手な想像です。
本来この灯台は灯塔の内部に登るための内梯子が中段の踊り場のある位置まであったのですが、何らかの理由で内梯子が使えない状態になってしまった。
修理するには費用が多くかかり、外梯子を新たに付けた方が安上がりと判断。
いっそのこと灯台の上まで登れるようにしてしまえ!
私にはこんな自分だけの想像も灯台巡りの楽しみのひとつになっています。

灯器の部分をズームしてみましょう。焦点距離35㎜判換算800㎜での撮影です。
灯台の表面はタイル貼りになっています。電源は太陽光発電システムのようです。
小さな灯器とソーラーパネルが見えます。

焦点距離35㎜判換算800㎜なんて書いていますが、それほど高価な望遠レンズを持っている訳ではありません。800㎜のレンズなんて私には重くて手に負えません。
私が灯台を撮影する時に主に使用しているカメラは月や鳥を撮るために特化されたような高倍率ズームレンズが組み込まれたNikon COOLPIX P900。
レンズは光学83倍ズーム。(焦点距離35㎜判換算24~2000㎜相当)
更に電子倍率ズーム最大4倍。(焦点距離35㎜判換算約8000㎜相当)
灯台撮影の強い味方です。

ありがとう!会えてよかった!また会えたらいいな。

さあ、帰りましょう!
さて、次はどの灯台へいってみましょうか?      「灯台リストへ」


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